イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

進路説明会 その2

行ってきました。進路説明会。

この蒸し暑いのに体育館で全体説明があって(熱中症になるかと思った!!)、

そのあとは各教室に分かれて各私立高校のプレゼンを聞きました。(こっちは冷房が効きすぎて寒かった・・・)

 

さて、私立高校の説明会なんて初めてだったけど、

私立高校の教室はじゅうたん張りで、掃除は授業中にルンバが、とか、

7階建ての新校舎が・・・とか、

外国人教師が授業をすべて英語でやるクラス(数学や社会科もです!!)があるのが売り、とか、

公式戦もできるサイズのプライベートグラウンドが整備されてる、とか

もうとにかく、県立との違いが歴然。

いや、たしかにすごい。

 

でも、どこかで思ってしまったのです。

「金の匂いがぷんぷんするぜ」と・・・(笑)

さらにうちの財力からいって通学の定期代なども考えたら

「もうこれは、県立一本でがんばっていただくしかないね・・・」と。

なんぼ補助が出ても、通学費用とか計算したら大変な額に。

そしたら長男もおんなじこと思っていたらしく、

家から一番近い県立高校の名前を挙げて

「おれには、あそこしかないのかも。テニスもそれなりに盛んだし」と悟ったそうな。

以心伝心。商談成立。本人がそう思ってるなら何よりです。

 

あまりにも、大学合格者数とか偏差値とかいうワードを耳にしすぎて嫌気がさし、

長男とも帰宅してから話したけれど、

人生は数字じゃ測れないし、学力はひとつの目安であって、

最も重要とされることではない、

少なくとも父ちゃんも母ちゃんはそう思ってる、と。

好きなことを夢中でやることに最も価値があって、

自分で考えて自分で決める、これこそが生きてく力なんだよ、と。

 

なんにしても、こういう話をするきっかけになったのだから、

暑い中で進路説明会に行った甲斐はあった、ということですね。

いろいろ考えさせられました。