発症から3週間経過しおかげさまで体調も8割がた回復してきてます。
ある一定の音域の音を受け付けない感じがあるので、
思った以上に聴覚神経やられてんだなーと実感する日々。
これがもとに戻るのにはけっこうな時間がかかるでしょう。まあしょうがない。
早く車の運転ができるようになりたいなー。
ありがたいことに家にいてもやることはけっこうある。
大学のレポートに、試験。
2週間ごとにやってくるこれら、ちょっとした中距離走。
今月は特に多くてレポート4本でしたが無事に仕上がり一安心。
あとは提出のみです。
その合間に、例のアマゾンプライムで映画見たりしてます。
この2週間で見たのは
『そして父になる』
『ドライブ・マイ・カー』
『海街diary』
『とんび』。
是枝作品ばっかりですが(笑)
「そして父になる」はエリート父の福山雅治ともっさりしたリリー・フランキーの対比がなんとも言えず、
この先どうなっちゃうの?という結末の知りたさでぐいぐい見てしまった。
病院で新生児を取り違えられていると知らず6歳まで育てて・・・という内容ですが、
子どもを交換するという提案に「犬猫だって無理よ!!」と母親たちが憤る場面が印象的でした。
自分だったらどうかと考えながら見てしまい、心がずっとざわざわし通しでした。
ドライブ・マイ・カーは、正直言って見ていて疲れました。村上春樹は重たくってエネルギー持っていかれるので昔から正直言ってあまり得意じゃなくて、
でも西島さんの演技好きだし是枝作品だから見てみようかな?と思ったらやっぱりぐったりしました(苦笑)。
海街diaryは広瀬すずちゃんの可愛さと、三姉妹役の姉たちのキャラがすばらしく、
心にしみる作品でした。
古い家でのロケも雰囲気が良くて最高です。「かもめ食堂」が好きな人にはかなりおすすめ。
とんびは阿部寛のむさ苦しい親父姿が最高によかった。前半、何度も泣かされました。
『とんび』は何度もドラマ化されてるにも関わらずあえてさらに映画になってるというのは不思議だなと思ってたのですが、
なんかこれが何度も映像作品化される理由がわかった気がしました。
前半が良すぎたために後半以降がちょっと惜しい感がありましたが、見る価値あります。
映画なんてこれまで私は数年、見に行く暇もないしお金ももったいないしで遠ざかっていたけど、
やっぱりいい映画はいいもんだな、と。
圧倒的に映画より読書派でしたが、映画のよさもわかった気がしました。
今は人生の夏休み中だと思いながら、ひと足お先に、なんか定年退職後の気分を味わわせてもらってます(笑)。