前庭神経炎の発症から丸2週間経過。
現在65〜70%程度の回復度合いかな、と感じてます。
まあね、普段が100じゃなく120だったからしょーがないよね(笑)
まだまだ運転ができなくて不便です。
ぶっ倒れて数日後に小学校の運動会があり、
どうにかこうにか起きて、家族に手伝ってもらいながら会場へ行き、
ずーーーーっと椅子に座った状況で校庭の隅の日陰から運動会見てました。
晴天の下でちゅーたんが例年通りダンスで棒立ち一等賞だったり、
チビ太が思ったよりずっとちゃんと参加できてたり、
娘が小学校最後のレースのときに他学年テントから「**子〜〜〜がんばれーーーー!!!」
と大声援送られてたりしてて、
なんか、キラキラしたまぶしさにありがたさでいっぱいになりながら見てました。
座ってるのがやっとで立つこともできなかったので、
写真を撮るのは最初から諦めてたんですけれど、
私の様子を知った友人たちが次々と写真やら動画やら撮影してくれ感謝感激。
親切のありがたみひしひしでした。
ちょうどその週末に大学の単位認定テストがあり、
脳内は震度6だしもうだめかも、と半分諦めてたんですけれど、
どうにか最終日に起き上がってWEB受検。
通信でほんとにたすかりました。会場受検だったら完全アウトだったよ。
結果は合格。よくやった自分。
倒れる1週間前に提出してあった書道の昇段試験も無事に七段昇格と先日、通知あり。
これも、倒れる前が締め切りでほんとによかった・・・としみじみ。
数日前に、習字は今の状況で書けるのかどうかやってみたところ、
ミリ単位の調整は少々厳しい面はあっても、ほとんど不自由なくできることが判明。
多少視界が揺れてても、文字って書けるのね。
脳の障害じゃないからなんだなきっと。体は揺れてないんでしょう。
書けてほっとしました。
歩くのはこれまでの倍以上の時間がかかりますが、
なんか、お年寄りの気持ちがよーーーーーくわかるようになった今日このごろ。
病院の会計で小銭出すのが遅くなっちゃう気持ちわかるよ。
好きでゆっくりなわけじゃないんだよねぇ。
世の中のスピードについていけなくなってみて初めてわかる真実。
「ああ、ゆっくりでも生きていけんじゃん」って。
不便だと、人のありがたみもものすごく感じます。
それに気がつけただけでも、病気になった意味はあったと思う日々です。