イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

リアル中学生日記

長男が昨日、帰宅して珍しく口数が多く。

「今日さー、担任から”おまえの下着の色、どうにかなんない?”って言われてー」

は?

「校則は白限定らしいんだよ。でもおれ、3年間1回も白着たことない。

 つーか下着なんで何色でもよくね?」

たしかに長男はいつも無地の黒のタンクトップ。

小学校のときからずっーーーーと。

白限定だったの?母ちゃんも知らんかった。

「(同じくクラブチームの)Hもさー、黒なんだよ。他にも何人かはいるけど」

へえ〜〜。

「で、おれさー、なんで白しかだめなのか理由を知りたいです、ってはっきりその場で言ったんだよね」

おお!たしかにそれはそうだね。

「そしたら担任がさ、”校則で決まってるんだよ”って言ったんだよ。」

あー理由になってないね。

「おれもそう思ってさー。”黒ではだめな理由を言ってくれないと納得できない”って言った。」

よく言ったねー。

「おれさー小6んときに、学力診断テストで順位付け勝手に発表されたときに、担任に文句言ったことあるけど。なんかそれ思い出したよ。

 先生に文句言うのって、けっこう大変なんだけどさ・・・」

うん、大人の都合で子どもの意見がないがしろにされるのはいやだよね。

よく張り合ったね。

「1、2年の頃は注意されなかったんだよな。

 考えてみたらコロナで学校もほぼなかったし。

 あっても毎日ジャージ登校だったからYシャツ着なかったし。」

言われてみればそうだったね。

これでたとえば、ピンクのド派手なやつ着てるとか、

プリント柄がものすごい透けてるお調子乗りとか、

そういうタイプのキャラだったら注意されてもしょうがないような気もするけどさ、

至って善良な市民だからね。

「人間中身だって言いながら、結局これだもんな。

 つーかさ、先生と俺のやりとりをヒロがずっと隣でニヤニヤしながら見てたんだよな、アイツめ(笑)」

ヒロは小学校1年から今日までずっと同じクラス。部活までいっしょ。

「そういうやさー、担任、部活の子殴っちゃったんだよ。

 ヒートアップして、襟首掴んでげんこつ食らわせたらしいぜ。

 やべーよな。

 つーことは、暴力が解決にならないってセリフもう俺らに言えないってことだろ」

先生・・・子どもは真実をよく知ってますよ。。。

 

 

今朝は、「学校めんどくせーーー行きたくねーーー」

って言いながら、

それでも、ちゃんと自分ででーっかいおにぎりを2個つくって食べ、

太いお魚ソーセージを1本かじり、

新聞の一面に目を通してから出かけていきました。

なんだかんだ偉いよね。

 

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