イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

送る側、の3月

昨日は保育園で仕事でした。

それで、いつものように忙しくしていたところ

廊下で不意に年長さんのクラスの担任の先生に離れた場所から呼び止められ、

なにかな~?と思って振り返ったら、

年長さんの女の子の一人が私のところまで駆けて来て

「せんせ、いままでありがとう」

と言ってこんな素敵なものを手渡してくれました・・・・・!!

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感激で胸がいっぱい・・・!!

思わずHちゃんを抱きしめて

「ありがとう~~~!!」

と伝えました。

「似てるね!!めがねが、めっちゃ先生に似てるね!!」

と嬉しさで興奮しながら私が言ったら、Hちゃんも担任の先生もウケていました。

Hちゃんはうちの子と同じ小学校。

「S小でまた会えるね!!一年生になるの楽しみだね!」

と言ったらとっても嬉しそうにうなづいていました。

 

年長さんは一人1枚~2枚、一人一人の先生方にこうして似顔絵を描いてくれたのだそうです。

いやはや。

初めて母の日に子どもが似顔絵描いてくれたときもすっごく嬉しかったけど、

同じくらい嬉しい。

これは、送る側としての喜びなんですねー。

その立場になってみて、はじめて深くわかることなんだなと感じました。

 

それで、午後になって退勤するときに会った年小の子が不意に私に、

「おれね、3月で保育園やめちゃうんだ、こんどは**市の幼稚園に行くんだよ~」

と教えてくれました。

「**市って、群馬県じゃないの?!」

と私がびっくりして言うと

「うん、ぐんまだって!」

と言うではありませんか。

「それでね、今は****君(彼のフルネーム)だけど、こんどは+++++++君に変わるの!今度新しい赤ちゃんが生まれて、おれ、お兄ちゃんになるんだ~♪」

と、なんとも無邪気に言うではありませんか・・・!

彼が大人数のきょうだいの末っ子だというのは知っていたので、

この先なんだかいろいろ大変そうなことは聞いててよくわかる。

それでも、そんなことはつゆ知らず新しい環境にワクワクしているその子の目を見つめていたら、

彼のピュアさがいじらしくなってぐっときてしまい、

思わず抱き上げて

「会えなくなってほんとにさびしいけど、U君、元気でいるんだよ!!」

と顔を見つめてそう言ったらとってもうれしそうに抱きしめ返してくれました。

年小さんのクラスは、私が仕事を始めたばかりの頃、一番頻繁に入っていたクラス。

なので、思い出すと本当に印象が深いです。

彼は甘えん坊で、いつもおしゃべりばかりしていて給食が一番最後になったりしてたっけ。

苦手なものがあるとずっと食べずにいて、それでも、口に運んであげると「あ~ん」と言って嬉しそうに食べたり。

お昼寝の時も、ふざけてばかりでなかなか寝なかったりもしたけど、

いつもニコニコ抱きついてきて人懐っこいかわいい子でした。

もしこの先、いろいろあって君がたとえグレちゃったとしても、

先生は、小さかった頃の君を忘れないよ!!

と強く思ったのでした。

 

みんなみんな、元気で大きくなりますように!!