イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

チビ太、登校2日目

前日の滞在時間が5分だったチビ太さん。

さあ、翌日はどうかな?

 

母ちゃんも一緒に行くからさ、給食食べたら帰りでいいから行こう

と誘ったらすんなりついてきたチビ太さん。

でもやっぱり2年生のクラスに入るのは嫌みたいで、

クラスの前まで行ったら「やっぱり帰る」と言ったけど、

たまたま通りかかった先生に

「相談学級のクラスに入っていいヨ」

といわれ、

ダッシュして2年1組の前を通り過ぎ、相談学級へPIT IN!

担当のG先生は入学式準備で多忙につき、10時過ぎまで手があかないとのことで私がついていることに。

 

クラスには、電話で先生が言っていたとおり折り紙の本が3冊あり、

サソリやダイオウイカなど難易度すごいのもあり、

折る300工程くらいある死神(!)も掲載されていてチビ太と二人でびっくり。

10時に先生が来るまでだいぶ時間もあったので、

二人で折り紙することにしました。

 

折り紙って、折り図だけでは難解なところも多々あり、

それで、途中で嫌になったりすんのかな?と思ってたのですが、

意外にも一度もかんしゃくを起こさないチビ太。

わからないところが出てきたら、最初から折り直したり。

チビ太の作ったムササビ。

立体でかわいい♪

 

そんなこんなしてるうちに、校長先生がふらりと寄って、

「おお、チビ太くんおはよう。

 相談学級の担当の先生、G先生で良かったね!工作も折り紙もたくさんできるね」

と声をかけたらチビ太

「うん、こうちょう先生(が担任)じゃなくてよかった」

と答えた・・・!!!

これにはぎゃふん。

あわてて母ちゃん謝りつつ、笑いをこらえるのに必死でした。

 

授業がはじまると2年生の担任のM先生が、

「今、みんながやっているプリントです。もしできそうなら^^」

と算数のプリントを届けてくれました。

そのプリントも、折り紙の合間にサクッと仕上げるチビ太。

ほお〜やらねばならないミッションは意外とやるのね。

 

そんなこんなしているうちにG先生が戻ってきました。

「母ちゃんもう帰っていい?」

と聞くと

「帰りたくなったときにすぐ帰れないからそれはだめ」

とチビ太(笑)

なんだよそれ!とつっこみつつ、

まあいいや、と思って、部屋にあった本を部屋の隅で読むことにしました。

 

G先生とチビ太、1対1でのやりとりをちょっと離れた場所で耳だけで聞く母ちゃん。

先生、大阪人なこともありチビ太に時々ツッコミをいれつつ、

上手に間合いを詰めてくださっている様子が雰囲気で伝わってきました。

 

給食たべたら帰ると言っていたわりには、

「おれ、折り紙の続きをGちゃんとやるからお母さんは帰っていいよ」

と給食を運びながらチビ太。

ええ?!そうなの?!しかも今、先生のこと普通に「ちゃん」付けしたわね(笑)

「2時半までやれるから、先に帰ってごはん食べてていいよ」

とな。

G先生、見事にチビ太のハートを掴んだのでした。

***

夕方前に担任のM先生から電話あり、

5時間目はクラスにも入って活動できたとのこと。

やればできるじゃん♪

 

チビ太、自分のタイミングでちゃんと前に進んでるな、と思えた2日目。

高学年になった頃にはこんな日々も思い出になることでしょう。