イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

チビ太は2年生になりました

昨日は新学期。

さあ、どうなるかチビ太?と思ったら、

やっぱり朝、布団の中でしくしく泣き出して

「T先生がいない学校なんて行かない」と。

あーやっぱりか。

本人なりに乗り越えようとはしてるけど、

やっぱりこたえたらしい。

行かない、行かないと何度も言ってはいたけど、

どうにかこうにか、姉も準備を手伝ってくれて着替えもOK。

でもやっぱり登校班では行けず。

 

じゃあわかった、母ちゃん仕事行く前に一緒に行くから、

そんで、新しい教科書だけもらって帰ってこよう?

とりあえず行くだけ行ってみようよ。

と促すと、ちゃんとカバンも背負ってついてきた。

おお、えらい!

昇降口まで行くと、退職されたと思っていた保健室のM先生発見!!

おお先生!!!まだいてくれたのですね!!よかったーーー

 

それで、教室まで行ったら教室へ入るのは激しく拒否反応のチビ太。

以前まで担任してくれていたA先生が対応してくださるも、

私の手を引っ掻いたり暴れたりで、

こりゃだめだ、となったら特別支援のN先生という先生が様子を察知して来てくれて

(N先生とはチビ太も仲良し)、

「あれあれま、じゃあ(慣れてる)こっちの教室に来ようか?」

と、以前までT先生が使っていた相談学級へ入れてくれました。

前まではこの教室にいつもいたんだもんね。

少し落ち着いたものの、

「帰る!!!」とチビ太。

校長先生がやおら私のところへ来て

「新学期はどんな子も緊張していると思います、お母さん、心配しないで下さい!!!」

と大真面目に力説。

うん、校長先生、私も一応保育士だからそのあたりは大丈夫よ心配してない(笑)とちょっと笑いそうになりながらも、

どうも落ち着く気配がないので、私も出勤までのタイムリミット迫り、

「先生、今日は脱走しそうな気配なのでこのまま下校しまーす!」

と連れて帰ることにしました。(父ちゃんが、外壁塗装作業中で家には一応いるのです)

新学期早々、校庭をダッシュしてもらうのは先生にも申し訳ないし、

電話もらっても私も職場からすぐ行けない。。。

それで、チビ太と家まで競争して走りながら、

「学校行けたじゃん!えらいじゃん!!」

と話したのでした。

行けるだけえらいよ、ちゃんと学校の中にも入れたしね!

のぼる階段の段数は、人それぞれ。

いっぺんに10まで行ける子もいれば、1のぼるのだって大変な子もいる。

自分のペースでいいんだよね。

 

*******

夕方になり、以前担任だったA先生が様子はどうですかと電話をくださり、

「新担任に引き継ぎますのでこのままお電話代わります」

とのことで待っていたら、

代わった電話口には去年度までちゅーたんの担任の先生だったM先生!

先生、今度は弟を担当してくださるんですね(笑)

そんでM先生と話したあとさらに

「相談学級の新担任とお電話代わります」

とそのまま電話は3人目にリレー。

つーか・・・この電話は『笑っていいとも』の友達の輪なのか?!

と笑えてきたところに電話口には去年まで娘の担任してくれていたG先生が。

え!!G先生!!普通学級じゃなくて相談学級の先生になったんですね!

「はい、担任発表のときに僕のときだけ唯一、子どもたちからどよめきが起こりまして・・・(笑)」

と電話口で笑う先生。

「チビ太くんのために、折り紙の本を3冊仕入れましたのでお待ちしてます。

 専門は美術ですから、工作はまかせてください」

と先生。

代わる代わる3人の先生からわざわざ電話いただき、

こうやっていろんな先生から気にかけてもらっているチビ太はほんとに幸せ者だなと母ちゃんは思い頭が下がりました。

 

G先生とも相談して、パートがない日は極力母ちゃん、学校に行ってみることに。

まあ、チビ太も慣れれば母ちゃんなんていなくてもどうにかなるでしょう。

今日はさっそくパートないのでチビ太と一緒に登校してきます。

ちょっとずつだよね、と思う新学期です。