イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

先生のたとえが秀逸

長男、担任の先生が産休に入られたので、

年度末まで副担の社会科の先生が臨時担任に。

 

それで、社会科の授業で先生が

「みんな、なんでロシアとウクライナがあんなことになってるかわかる?」

と。

一部わかる子もいれば、大半が「なんかよくわかんなーい」

とのこと。そうだよね。

そこで先生が解説してくれたとのこと。

その、たとえ話が秀逸でしてね。

***

ウクライナは女子、ロシアは男子だと思って聞いてね。

ロシア君とウクライナちゃんは昔、付き合っていました。

でも別れて、今はウクライナちゃんはNATO君と付き合うことになった。

ちなみに、NATO君とアメリカ君はいとこね。

で、結婚しよーってなったんだけど、

ウクライナちゃんがNATO君と結婚したら、アメリカ君とも親戚になるわけ。

でも、ロシア君はアメリカ君と昔から仲が悪いわけよ。

そういうのもあるし、ウクライナちゃんはめっちゃ小麦取れて魅力的だから、

ロシア君はウクライナちゃんのことどうしても忘れられない。

小麦は主食のパン原料だからね。

そういうのもあって、元カノのウクライナちゃんを取り戻したくて仕方がないロシア君は、

力ずくでもウクライナちゃんを・・・!!ってなっちゃったんだね。

それを見ていた他の友達たちが、

ロシア君やべー、LINEブロックしよ~(金融制裁)ってなってるわけ。

親友の中国君だけは、今んとこLINEつながってる状態ね。

 

***

このたとえ、わかりやすいよね!!

めっちゃわかりやすい!と私は感激しましたよ。

さすが社会科の先生!

 

しかし、どうなることやら。

長引けば長引くほど、不幸が積み重なっていくだけです。

 

こないだ子どもたちが見ていたゲゲゲの鬼太郎で、

ねずみ男が口角泡を飛ばして

『戦争なんてな、腹が減るだけだ!!

 人間はな、クソして寝るだけなんだよ!!!』

と叫んでいて、印象的でした。

水木しげる作品の真髄だな、と思いました。

 

腹の減らない人間なんていない。

眠らない人間なんていないんですよね。

娘が夜寝る前布団に入ったら、

「今、私が寝ているあいだも、遠い国では爆弾が落ちてくるかもと思いながら過ごしてる子がいるってことだよね・・・」

と言いました。

娘の、心のめぐらしかたに、胸がいっぱいになりました。