野球のときに、小さな声しか出ないわが家の子どもたち。
黙ってプレーすんじゃねえ、
とついつい言ってしまう母ちゃんなのですが・・・
もともと、あいさつも大きな声でするのは苦手な子たちなので
あいさつできるようになっただけでもまあヨシとしないとな、
とも思っているところ。
相談学級でも、この子たちの個別の生活目標は「あいさつをする」なので、
相談学級の先生も「あいさつができていることがエライです」と言ってくれているし
長い目で見ていかなくちゃな、と。
思い返せば長男も、テニスで大きな声が出るようになったのはつい最近のこと。
試合で主審をやるようになってから、
(テニスは負けたほうのプレーヤーが次の試合の審判やるのです。野球はぜったいそれはあり得ないので最初すごくびっくりした)
相手に聞こえるようにジャッジしないといけないので、
そこから声が出るようになりました。
自分のプレーで相手を圧倒する声が出るようになったのは5年生くらい。
ということは、娘もだんだんにそうなっていくかな。
一応、外野ノックのときはちゃんとコーチに聞こえる声では返事しているみたいなので。
夕飯食べながら、長男が声を出せるようになった理由を聞いてみたところ、
「大きな声を出すと緊張が逃げていくのがわかったから」
だそう。
そうなんだよねーーー!それなんだよね。
恐怖心、緊張を大声とともに吐き出す、
自分を勇気づける、そういうことなんだよね。
こればっかりは、体験してみないとわからない。
でもそれを聞いてたちゅーたんが
「はずかしいから、やっぱできない」と。
そうだねー、まだ高い壁なのかもしれない。
じゃあ、次の土曜日は練習試合だし、
チビっこ低学年チームも出してくれると監督が言ってたから
(近所のチーム同士で、経験値積むために低学年のみで1試合やるそうです)
試合前にベンチで打順を監督に言われたときの返事を練習しよう!
となって
「7番、ライト、ちゅーたん!」
「ハイ!」
「9番、レフト、チビ太!」
「ハイ!」
夕飯食べ終わったテーブルで返事の練習(笑)
そういえばお母さんが高校生の時さー、新しく来たコーチが、
「ハイ!」は弱そうだから「オッス!!」にしろって、
そう言えば、そんなことあったな~~返事変えても弱かったけど~~~
なんて言ってたら、
「オッス!」なら大きい声で言えるかも!と子どもたち(笑)
ねえ、なんかちょっとドリフのコントと勘違いしてない?
まあいいや、とかなんとか。
そのあと、夕飯みんな済んでいると思ったのに、
チビ太だけ中途半端に残っていて、
しかも、みんながデザートの果物食べているからもうご飯いらない、
などとふざけたことをちょっと言ったので母ちゃんのカミナリ落ちる。
「ねえ、そういうのダメだよね!ご飯しっかり食べなさい!!」
と言ったらチビ太、まっすぐ母ちゃんの顔見て真面目な顔で
「オッス!!!!!」。
これには母ちゃんこらえきれず噴き出した!!
ホント、あほだけど元気はあるチビ太さん。
キミはベンチでも声が出そうだな。