イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

事件発生@これは痛い編

数日前、長男の友達GとTが理科の自由研究やりに遊びに来ていました。

とってもいい子たちで、うちのきょうだいもかまってくれ、

野球部ということもあって、課題が終わったあとにみんなで庭で野球あそび。

 

で、キャッチボールはさすがに軟式球でもいいけど

打つのはテニスボールにしてね!!と長男に言う(笑)

こないだ窓割られたばっかしだから!

小学校の校庭で野球できればいいのになー、と子どもたち。

そうなんだよね。気持ちはわかる。

けど、学校の窓割ったらそれこそタダじゃ済まないよ、

とコメントしたら「そりゃそうだ・・・」と全員納得。

さて、そんなこんな楽しそうに小一時間ほど遊んでいたでしょうか。

ちゅーたんが、声を立てずに泣きながら家の中に入ってきた。

・・・? どうしたの?

よくよく見たら、顔を押さえています。

???

 

「・・・・K(長男)の打った球が、目に当たった」

と泣きながら申告。

「ノーバウンドで当たった・・・」

それは痛い!

すぐに保冷剤を手ぬぐいに包んで冷やす。

オイオイ、野球部の球を喜んで打ってて、

自分の弟に当てるってホントだめじゃねーか!!!

とは思ったものの、友達も来ているし彼らも気にするかなと思ってその場はこらえる。

 

当たった衝撃でなのか、

「こっちの目、よく見えない」

とちゅーたん。

オイオイ、怖いこと言わないでよ・・・

とりあえず、冷やすのが先決と思い、寝ながら冷やさせる。

 

母ちゃん、すでに5時だから缶ビール2口飲んじゃっているし、

眼科に行くっつってもなあ・・・・

ばあちゃんに電話してきてもらうか・・・?

まいったな。

と思いながらも、母ちゃんが動揺しているとちゅーたんも不安だろうと思い、

平然として見せる。(内心は焦ってる)

 

ちょっとしてから、再びちゅーたん

「こっち、せかいがオレンジ色に見える」

と当たったほうの目の状況を説明。

いやいやいや・・・勘弁してよホントに。

と、なぜかここで思い出したのが、こないだまで放送大学で勉強してた

”知覚認知心理学”(笑)。

視神経と中心視野の構造を思い出した。

いや、思い出しても医者じゃないから役に立たないけど・・・。

それにしても、当たったのがテニスボールだったのが不幸中の幸い。

これが軟式球だったらしゃれにならない。

 

私が高校生の時に、1学年下で入学してきた子が、

中学時代に軟式球が目に当たったとかで、片目だけ0.2とかいう子がいました。

それとは別で、高校時代には内野守備練習中にショートを守っていた子が顔面に硬式球が当たって前歯が折れてしまい

氷で顔面を冷やさせながら、流血をぬぐいつつ私が付き添いで歯科に駆け込んだこともありました。

今思い出すと笑っちゃうけど、監督が

「抜けた歯を、牛乳に浸けろ!! 差し込んで使えることがあるから!!」

というので、その歯を慌てて牛乳に浸けた思い出あり。

牛乳に浸けると何が良かったんでしょうか?(笑)

で、その後、結局その歯は活かすことができずに彼は差し歯になりましたが。

 

などなど、どうでもいい「球当たった事件」の数々を思い出す。

野球って自打球が当たったり、デッドボールで骨にヒビはいったりするんだよなー。

股間にイレギュラーバウンドの球が直撃して、

悶絶して倒れこむ選手を見たこともあったな・・・。

 

一時的にちゅーたんも視力が落ちたりするかなー、

一週間くらいは腫れるかなー、

などなど考えながら保冷剤を交換中に父さんが帰宅。

状況を話すと、

「おれも、中学時代にテニスボールが顔面に当たったって人を見たことある。

 かなり腫れるよな。よく冷やしたほうがいい。」

と。

眼科に行ったほうがいいかな?と言うと、

「痛いし動揺してるだろうし、

 気持ちが落ち着いてから翌日に眼科でもいいんじゃないか?

 目は充血してないし、目の動きもヘンではないからそこまでまずくはなさそう」

とも言われ、それもそうだなと思って納得。

 

一時間後、ちゅーたんに確認すると、

「ちょっとぼやっとするけど、だいじょうぶ」

との返答。

はーーー良かった!!!

 

翌朝、少しは目が腫れぼったかったものの、

見え方も大丈夫そうで一安心しました。

これから先、野球を続けていたらこういうことも時々あるかもな・・・

ひとまず、自分ちの兄弟間で良かった、と思った出来事でした。