ヤフオクでの取引は経験したことがあったのですが、
メルカリはやったことがありませんでした。
だいたい、スマホもってないし、アプリ利用ってことはパソコンじゃ使えないもんね、
と思っておりました。
タイミングは突然やってきた。
娘が、フェルトでの作品づくりにいそしんでいるのですが、
フェルトで作るスイーツの本を図書館で借りてきて、
非常に上手に作るし、本人もその本をとても気に入っていました。
返却期限が来たので図書館に返したのですが、
やっぱりそこに掲載してある作品は作り甲斐もあるしとってもカワイイ。
あの本、買ってあげようか?もっと作りたいでしょ?
と声をかけたら、とっても喜びました。
こないだ、新聞の投稿欄への掲載でゲットした図書カードもあるし、
それで、書店にて取り寄せ購入しようと・・・が、しかし。
色々とあたってみるとその本は残念ながらすでに販売していないとのこと。
えー、そんなに古い本ではなさそうだったのに・・・
というわけで、ネットで中古本を探すも、
ヤフオクにはなし。
ブックオフにもなし。
検索で出てきたのは私の未知の世界「メルカリ」。
メルカリじゃあ買えないなあ。アプリ使えないし。
と思っていたら・・・・
あれ?パソコンでも利用できるの?
ヤフオクと違って品は定額。
おお。これはめんどくささがなくていいね。
ヤフオクは、基本的にオークション終了時までの時間かかるしね。
というわけで、物は試し、メルカリさんで買ってみました。
登録して、あっという間にお買い物終了!
へえ~。
しかも、クレジットカード決済が使えるのか。
お取引のメールが来て、
それで、3日後には無事に品物が送られてきました。
しかも、送り主住所は匿名にできるらしい。
逆に私の住所も、送り主さんには知らされてないんですって!
へえ~~~。
私が、商品を受け取りましたというアクションをしないと、
売り主さんに売り上げが行かないとのことで、
商品である本を開封、確認したあとすぐに確認のアクションをしました。
すると、画面に「取引終了」の表示が。
ほお。
こんなに簡単にやり取りできるのはなんとなく便利すぎて怖い気もするが・・・
と思いつつ、出品ボタンというのが目についた。
出品も簡単にできるの?
そして、家に掃除機パックがあることを思い出しました。
これの、無用在庫を抱えていたのです。
ミーレというドイツのメーカーの掃除機パック。
この掃除機パック、1枚が千円くらいするんですよ。
ただし、容量が大きいので1シーズンくらい余裕でもちます。
掃除機そのものは、私の実家の新築祝いでもらったものらしい。
って、新築したのは私が10歳の頃だからもう30年前?!(笑)
でっかい重たい掃除機で、さすがはドイツという感じ。
母は、これが重たくて使えず、しかも純正パックがなかなか手に入らず(当時はネット通販なんてなかったものね)、
なんじゃこの掃除機は!と嫌って押し入れに入れたまま。
それで、私が結婚したときにこの掃除機の存在を思い出して、嫁入り道具に持ち出したのです。
それから10年余り。度重なる引っ越しのたびに持ち歩き。
あちこち故障はしつつも使えていましたが、
先々月、ついに異臭が!
しかも、焦げたような。
フィルターを変えたり、パックを交換したりしてみましたが、
ひどくなるばかり。
くっさーーー!発火するかも?音もヘンになってきたーー!!
ということで、ついに粗大ごみとして本体を処分しました。
残った純正パック。
アマゾンでお安く購入したとはいえ、もったいないな。
あと3枚も残ってる。値段が高いと思うと捨てるのもなんかできない。
そこでさっきの話ですよ。
メルカリで半額で売れるかな?!と。
物は試し、トライトライ。
1500円と値段をつけると、
メルカリ側は10%が手数料を受け取るとのこと。
なるほど、これが運営費用になってるわけか。
値段が大きい品は、メルカリさんも儲かるねぇ。
送料はちょっと迷ったけどこちら負担に。
で、1日経っても売れず。
そうだよね。まあいいや。
するとその翌日に「10%の値下げをしませんか?」とメルカリの事務局のようなとこから事務的な連絡あり。
ほおー。一定の時間経過後に売れないとこうやって連絡が来るのか。
いや、でもこんな口車には乗せられませんよ!あんたAIでしょ?となんかちょっと意地に(笑)
すると、3日後に買いたいというありがたい方が!
へえ~!
ありがたく発送を済ませて、
私が購入したとき同様、相手さんが受け取りの連絡ボタンを押してくれて、
それで私に「売上金額 1500円」
と連絡が来ました。
正しくは、お宅さんの10%を引いて表示すべきなんじゃないの?(笑)
とちょっとツッコミを入れたくなりましたがまあいいか。
それで驚いたのが。
出品するときによく確認しなかったのですけど、
これを私の口座にメルカリさんから現金で振り込んでもらうとなると、
ここから振込手数料を200円、メルカリさんに払うんですって。
ほお~。なるほどここでも運営資金発生か。うまくできてるなあ。
まあ、無用のものを役立ててくれる人に譲ったわけだから・・・
いや、発送料としてお金は私の財布からは出ているから・・・・
損したんだか得したんだか・・・(笑)
というわけで、結局、手元に入るお金はたいした額にはならなかったという。
この一連の流れを見ていた長男、
興味があったらしく、仕組みをいろいろ聞いてきたので説明したところ、
「そりゃ、最初から送料+10%の手数料+200円の振込手数料を商品代1500円に乗せておかないといけないパターンだったね。
ま、メルカリと郵便局には貢献してるんじゃん」
と。
知ってるわい!なんか改めて言われると腹立つわ!(笑)
なんでも、やってみてわかることはあるね。
いい経験になりました。