年を重ねると好みが変わるってこと、よくありますね。
私は子どもの頃は鍋がきらいでした。
ミョウガやミツバも苦手だったな。
でも今じゃ、鍋は週に3日でもいいな。
辛いものも非常に苦手だったけれど、
最近じゃたくあんや白菜の漬物に七味かけたりしてます。
年取ったな。
でも、ビールだけは若いころから変わらず好きですが。
そして好みの変化は食べ物に限らず。
若いころは楷書も臨書も苦手でした。
制約の多い楷書より、
自由にダイナミックにうごける行書や草書のほうがよっぽど良かった。
でも、この頃好みが変わってきました。
行書も楽しいけど、
なんか、今更ながら基本のキをやるのが楽しくて。
うまくいかなくて苦しいけど、
「あと一枚」の精神力。
写真は10枚目の正直。
手本により近づけたいなんて、20代の頃は一度も思ったことなかったのに。
今年、いちばんよかったことは、
書道の競書を再びはじめたこと。
あせらずあわてず、目の前の目標にコツコツ。
毎月の競書をコツコツ・・・
続けることが力になるんだよね、と自分に言い聞かせながら。