今年もまたやってきました秋の台風シーズン。
昨日通過した台風10号「海神」は、
特別警報級と言われていましたが、そこまでの甚大被害はなく本当に何よりです。
去年のあの避難の時に身に染みて色々考えたこともあって子どもたちは
「台風来ないといいよね」
と口ぐちに言います。
ほんとにね。
母ちゃんもそう思う。
備えあれば患いなしとは言うものの、
何をどのくらい備えたらいいのかというのは悩みのタネです。
防災ブックや、市のハザードマップに載っているのなど見ても、
「こんなにたくさん用意して、果たして持ち出せるかな」
とも思ったり。
うちは家族が多いのでなおさらです。
やっぱり肝心かなめは水かなとも思ったりして、
水だけは2箱買い置きして二階にあげてあります。
あとはカセットコンロ+カセットガスがあれば家にあるものでどうにか数日なら煮炊きできるかなと思ったり。
パックの餅や、ボイルすれば食べられるご飯、
レトルトパウチのカレー、缶詰のサバ煮やサンマ煮も買い置きがあります。
魚缶は、私が普段から自分ひとりのときの昼のおかずにしているので、
食べては買い足して、買い足して食べて・・・・と回転備蓄ってやつです。
賞味期限を確認しなくて済むので回転備蓄はオススメです。
停電になって夜間に電気がなくても困りますから、
GENTOSというメーカーの防水ランタンも去年、用意しました。
私は目が弱いせいもあり、白の強いライトが苦手なのですが、
これはキャンドル風のオレンジ色になるライトで、いい感じです。
光の量をダイヤルで調節できるのが気に入っています。
雷が鳴ると子どもたちはこのランタンを持ってきます。
いつ停電してもいいようにと(笑)。
冬の間は、アウトドアストーブやるときに灯として使っていました。
春先のステイホーム中にラジオが聞きたかったこともあって、
私は4月に手回し充電ラジオを購入しました。
去年からずっとほしいと思っていたのですが、
一番欲しいと思ったSONYの防災ラジオは昨今の度重なる災害で急に値上がりしてしまい、
なんと1万円近くします。
それなら、と思って別のものを買いました。
キュリオム(山善)のFM・AMラジオ。
防滴仕様です。
つい数日前に、どこかのお店の防災用品特設コーナーで見かけた時は
税抜きで5千円くらいでした。
私はアマゾンで買ったのでもう少し安かったです。
ラジオの代わりにテレビがついてるものもあるようです。映るのかなあ~?
このラジオ、何がすばらしいってライトもついて携帯も充電できるところ。
そして、手回しなので乾電池が必要ないところです。
(もちろん、単3乾電池×2本でも動きますけれども)
手回しで携帯が充電できたら文句ありません。
たとえ満充電には程遠くても、携帯の電池残量が心配な時には心強いことでしょう。
ほかに、コンセントから電気を取り込むAC電源もあるのでラジオを普段に使うこともできます。
AC電源そのものは、私の携帯の充電器がそのまま使えたので、
私は、夏の間は台所でそれをつないで高校野球中継を聞いたりしていました。
畑で草取りするときも、
これを木にぶら下げてTBSラジオでやっている伊集院光さんの番組聞いてました。
ハンドルを100回くらい回せば、小さ目の音なら15~20分は鳴りますね。
ただ、わが家が田舎なこともあって、FMの電波が入りづらい局があるのが難点。
いざというとき慌てないように・・・
とは思いつつも、
いざとなったら慌てる自分が目に見える。
でも、不安を取り除くという意味では、
持ち運べる灯りと防災ラジオ、
このくらいの準備はあるといいかな、と自分に思っています。
あと、蛇足ですが車の中にシートベルトカッター付きハンマーを入れています。
車で移動中に水害にあったら困るので。
それぞれ、お金は多少かかるし、
使うかどうかも不明なものや、絶対的に出番の少ないものに数千円かけるのはもったいないとも思うのですが、
これは保険と同じですね。
私は”安心を買うようなもの”だと思ってます。
何よりも、自分が不安がることで子どもたちを不安にさせてしまわないためにも。
みなさまの、防災準備のご参考までに。