昨日はパートの予定でしたが人員が足りているとのことで急遽休みに。
よし!習字の課題を仕上げるぞ!!
15年ぶりに、条幅(半切:136×34.5㎝)での臨書にチャレンジ。
別に、条幅の課題は提出してもしなくても自由なんですが、
子どもたちが大きな紙に向かって、あまりにも楽しそうに書くもんで、
私もやってみようと触発されました。
子どもの力は偉大です。
あちこち改善点はあるものの、
意外と書けた~~~!
しかしまあ。
書いてみたら実際、半紙より楽しい(笑)
半紙ってのは文字隣同士でぶつかりそうで非常にやきもきするんですが、
これだけ紙が大きいとそういうこともない。
懐が大きいというかなんと言うか、ゆったりしたもんです。
一枚だけ書ければいいやと思っていたのに、
結局納得いかなくてもう一枚書きました。
書き終わって数時間したら、
「あそこはもっとこう書けた」
などといろいろ思えてきて、
きっと・・・・数日後に再び書くでしょう(笑)
こうやってはからずも、上達していくんですね。
納得できるまでやってるうちに、いつの間にか仕上がるのでしょう。
誰に言われたわけでもないのにねー。
身の内から出てくる声こそが、自分を育てるんですねー。
かつて、昇段試験などで臨書を書いていたときは
臨書なんてほんと、クソ面白くもないと感じていました。
見た通りに書くだけなんて、なんの面白みもない、と。
しかし不思議なもので外身も中身も大人になり、
まったく違った気持ちで向き合えるようになりました。
ここ、どーなってんだ?!と思いながら、競書誌とにらめっこ。
たのくるしい(楽しい苦しい)とはこのことだ。
パートで稼いだ給料を、放送大学にかけ、書道にかけ、
どんだけ自分につぎこんでんだ、と自分でも思うのですが
これでパートの仕事にも張り合いが出るってもんですな。
次に松島堂さん行ったら、もう一つランクが上の紙を買ってこよう・・・
などと考えております。