先月読んで、良かった本『アーモンド』。
以下、アマゾンの本紹介文から
扁桃体が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができない十六歳の高校生、ユンジェ。そんな彼は、十五歳の誕生日に、目の前で祖母と母が通り魔に襲われたときも、ただ黙ってその光景を見つめているだけだった。母は、感情がわからない息子に「喜」「怒」「哀」「楽」「愛」「悪」「欲」を丸暗記されることで、なんとか“普通の子”に見えるようにと訓練してきた。だが、母は事件によって植物状態になり、ユンジェはひとりぼっちになってしまう。そんなとき現れたのが、もう一人の“怪物”、ゴニだった。激しい感情を持つその少年との出会いは、ユンジェの人生を大きく変えていく―。怪物と呼ばれた少年が愛によって変わるまで。
読み始めたら止まらなくなり、結局就寝時間を大幅に食い込んで
一気に読みました。
先が気になって。
本屋大賞をとっただけのことはある。
韓国の方が書いた本ですが、
日本語訳が良いのか、まったく訳本としての違和感がなく読み進められました。
自分がこの子の母親だったら?
そう考えさせられずにはいられませんでした。
「AI」が実在したらこんな感じだろうか?
感情のない人間、
そして、その彼が人間として実世界で生きていくということ。
あまり内容にふれてしまうと、これから読むひとにとってマイナスになるので
内容にはふれませんが、
ぜひ、いろんな方に読んでほしい一冊です。
部門としては、児童書より少し上の世代のヤングアダルトというジャンルだそうで、
中学生くらいから読める文になっていますよ~。
良かったら読んでみてください♪