イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

マスクは暑いの巻

今日、梅雨入りかもとのことですが。

いやあ、さすがに暑くなってきました。

晴れれば30度越え。

パート先でも勤務中はマスク着用ですが(子どもたちはしてない)、

いやはや、マスク暑すぎです。

自分の息の蒸気もさることながら

汗を吸って通気性が悪くなるから、なおさら。

保育士なんてのは子どもとしゃべるのが職業みたいなところがありますから、

しゃべってる自分の息で暑い。

そこに、室内で歌ったり踊ったり。

酸欠です。はい。

そんなわけで、職場では

「適宜外してよい。」

というお達しがありました。当然ですね。

 

さて。翻って学校。

行間休みに外で遊んでいるようなんですが、

マスク着用。

娘なんか運動量が多いですから、

「マスクしながら”うんてい”とか、なわとびとか、ほんとヤバい!!」

そうです。

そりゃそうだよ。

「休み時間にちゅーたんと会ったら顔が真っ赤だったよ!」

との報告も。

熱中症が心配だよぉ~・・・。特にちゅーたんは気管が少し細いみたいだからなあ。

ということで、数日前の連絡帳に

「外遊びと登下校時のマスク着用はご一考お願いいたします。熱中症が心配です」

と、おせっかいながら書かせていただきました。

先生からは、他の先生たちとも話し合いたいと思います、とご返答いただきました。

もちろんそうですね。共通の方針にしないといけないですからね。

 

しかしながらめっちゃ暑かった昨日、

遊んでいてほんとに苦しかったらしく・・・

うちでは父ちゃんと話し合った結果、

「先生がマスクをしろと言っても、本当に息ができない!苦しい!と思ったら外す」

とわが子たちに指導することにしました。

それで先生に叱られたとしても、

「”うちの母ちゃんと父ちゃんが、それでいいと言ってました。

 熱中症で死ぬなと言われました”と言っていい」

と。

だって、息が苦しいのは自分しかわかんないだろ、と父ちゃん。

さすが。

日頃から「常識ってなんだよ、そんなの知らねえ」「俺がルールだ!」と思っているだけのことはある。口には出さずとも(笑)。

でも、言う通りですね。

本来、感染予防のためにつけているわけで、

その感染予防はなんのためかと言ったら、自分と人の命を守るためですから、

それで熱中症で搬送されたりしたら結局、命を守るってことができてないことになります。本末転倒です。

そんなら、手を洗ったり顔洗ったりのほうが感染症予防としてはずっとましです。

水使って、冷たいから気持ちいいしね。

 

父ちゃんいわく

「行政は、何事か起こってからでないと動かないんだよ。

 校外学習のあと小学生が熱中症で死んだ話あっただろ、

 結局あのあと冷房工事した学校が増えたけど、その子の親はたまんねえよな。

 エライやつらってのは外に出て汗だくになるような仕事はしてねえから、

 どんだけ外が暑いかわかんねえんだ。

 日陰のない登下校の道路がどんだけ暑いかなんて、冷房効いた車で移動してるやつらにゃわかんねえよ。」

だそうで。

拍手だね~。ほんとだね~。

「自分の命は自分で守れ。

 センコーの言うことばっかり聞いてて、熱中症になったらバカだぞ!」

とビール2本目なこともあって過激発言も(笑)。

昔グレてた人ってのは、学校に対してのマイナスイメージを払拭できないまま大人になるんですね~

センコーって、もう今は死語だよ!(笑)

 

ルールを守る、

でも、自分の身を自分で守る、

というこの境界。

それって、結局そのルールがなんのためにあるか、

ということがきちんと整理されて伝わっていればこそ、

「自分の身を守る」ことができるんだよな。

そんなことを思いながら、父ちゃんの悪態にもちょっと正義感を見た気がしたのでした。