3年近く愛用していたカシオのアナログ腕時計。
5気圧防水なので、父ちゃんの仕事の手伝いなどもへっちゃら。
重宝していました。
が、1年くらい前に電池がなくなりました。
ホームセンターで電池交換をしてもらおうとサービスカウンターに持っていったら
「お客様、腕時計の電池交換は1080円なんです。
当店ではこの時計を980円で販売しているので、
こちらの時計をお持ち込みのお客様には、一応ご案内しているのですが・・・」
とのこと。
なるほど。
980円の時計に1080円の電池交換ではね(笑)。
クレームになることもあるでしょう。
その時は、ああそうか、と思い時計売り場を見るも、
なんとなく、どうせ買うなら違うデザインのものでもいいよな、
という気持ちもおきて迷った末に、買うのを保留にしました。
それで久しく放置していた腕時計。
ふと、片づけをしていたら数か月ぶりに引き出しから出てきました。
捨てるには惜しい。
電池がなくなったらお払い箱というのは、
なんとなく”MOTTAINAI”精神が許さない。
「どうせ壊れてもいいというなら、いっそ自分で電池交換してみようか?」
という思いが湧いてきました。
そして、やってみた!
精密ドライバーを使ってパカっと裏蓋をあけ、
電池を取り出す。
入っていたのは、日本製のソニーの電池。
8~9㎜ほどの、小さなボタン電池です。
そこに書いてあった情報をもとに、同じ型番の電池を買ってきました。
これが、実はお高い!!
1㎝に満たない粒の電池が、580円!
なるほどなー。
電池交換工賃が高い理由がわかるよ。
昔はホームセンターの電池交換も500円くらいでしたが、
電池が500円超えじゃやむを得ないよな。
1080円じゃ良心的だよ、とみょうに納得。
そして、買ってきた同じ型番の電池をはめこみました。
↓
案外、簡単に入るかと思いきや、
ズレ防止のためにちょっとした爪が左右にあって、
思ったより入らない。
爪をよけながら精密ドライバー2本を使って埋め込みました。
最後にパッキンのまわりを綿棒で掃除したあと、
(調べたところ、専門職のかたはこのパッキンにシリコン油を塗るそうです)
パッキンの位置を確認して裏蓋をピッチリ閉める。
動いているかな・・・・
と表に返して文字盤を見たら、
無事!動いてた!!
ああ。母ちゃんついに腕時計の電池交換もできるようになっちゃったよ(笑)
ほかのタイプはやったことないですが、
ネジ式の裏蓋なら、やれるような気がします。
器用貧乏も、ここまできた。
”なんでもやる課”に配属希望です。