イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

宿題おしえて その2

今長男は、全国学力診断テストに向けての対策として

学校から、学診テストの過去問プリントを配られています。

 

問題を見るとかなりかなり難しく、普段の勉強の応用ばかり。

問題に慣れておかないと解けないんですね。それで過去問研究なんでしょう。

学校で教えている内容から相当飛躍しているもので学力を診断するっていうんですから

先生泣かせです。

学校のカリキュラム作ってる部署と、このテスト作成している部署が

全然連携していないのでは?と疑問に思ったり。。。

それはさておき。

長男、普段あまり「宿題わかんねー!」

を言わない人ですが、この学診テストがらみは連発。

「うお~!めっちゃ考えたけどわかんねー!」

と。

そうなると、先日の話のごとく親の出番。

父ちゃんも、学診テストの算数はかなり難しかったらしく

「やべえな・・・中学行ったら教えられないかも」

ですって。

ほんとよね。母ちゃんなんか分数の計算あたりからちんぷんかんぷん。

小学校算数だって教えられないっての。

で、珍しく「国語でわかんねえ!」

とお呼びがかかりました。母ちゃん出番、と思ったその時父ちゃんが

「ちょっとまて、オレが行く!オレにも国語の問題くれ!!」

はぁ?!

「オレは学生時代はほんとに国語は苦手だった。

 でも、それは本を読む習慣がなかったからだ。

 オレは大人になってから本を読む人生になった!

 だから読解能力はあがってるはずだ!!」

出ました、酔っ払い!

そんでもって、父ちゃんは問題を大きな声で読みながらひとりで

うんうん、それで問題は?

などと言っている。

ほんとに解けるのかな~と思いながら、面白いから見守ることにしました。

(単に酔っ払いの観察が面白い。)

それで、

「ここだ!!”文章中から14字で抜き出せ”ってな、コレだろ!

 答え持ってこい!」

と父ちゃん。

「これ、答えもらってない」

と長男。(答えもらってたら、長男だって答え見るっての。)

「ぬゎにィィィィ! いや、でもここだ。ぜったいここだ。

 あ~良かった。オレ、国語の読解力ぜったい現役時代よりある!!」

長男の手助けをしたい、というより、

父ちゃん、自己満足の世界。

 

余談ですが長男の友達は、

放課後は習い事が忙しくて全然この過去問に手をつけられず。

でも、全然やってない状態では提出できないので

朝、学校で長男は答えを見せてあげているそうです(笑)。

自分でこんだけ苦労しても、アッサリ友情に免じて丸写しさせてあげる長男は

なかなか優しいと思う。

本人のためになるとかならないとか、そういう話は抜きにして。