イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

ひさしぶりのてっぱく

娘とちゅーたんが恩師G先生の家へ遊びに行くというので送り届けたついで、

そのまま残りメンバーと電車に乗り

鉄道博物館へめっちゃ久しぶりに行ってきました。

長男は今年の春休みに、友達とそのお母さんが連れて行ってくれ、

南館オープン後に一度行っていたのですが、私は2015年以来。

つまり長男が小1のときに行ったきり。

 

当時と比べると展示も変わったり、

食堂が移動したり、カフェが増えたり、売店が大きくなったり・・・・

などなどいろんなものが違っていて、

かなり新鮮なてっぱくでした。

 

今回連れて行ったメンバーは、

長男・長男の友達のR・チビ太、の3人。

チビ太に至っては電車体験は初で、大喜びでした。

意外にもチビ太のコメントは

「電車は楽しいけどちょっとこわい」

でした。

どのへんがこわいかというと、電車とホームのあいだの隙間がこわいんだそうです。

へえ~!

そんなところを見てたんだね。

落っこちたら大変だと思うらしく、

なるほどなるほど、

チビ太は赤ちゃん時代から相当に動きは激しいけれど大けがをしたことが一度もないことになんとなく納得したのでした。

危険認識能力でしょうか。

 

てっぱくでは、南館にある歴史ゾーンが絶対にお母さんには面白いと思う、

と長男のお墨付きがあり、

最初に行ってみることに。

鉄道のあゆみを年代別に展示してあり、

改札口が明治・大正・昭和と再現されていてとてもいいアイデアだなーと思いました。

ホームの様子も、今では「電車がまいります」なんてあの表示は電光掲示ですが、

たしかに昔はぱらぱらぱらとめくって動くタイプのものでした。

懐かしい!

そして、もっともっと懐かしいもの発見!!!

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私、この券売機で切符買ってた!!!

こども欄がフラップ付きで赤かったこともよ~~~く覚えてます。

思わず興奮。

長男とRに「お母さん、これで乗車券買ってた!」

と興奮して教えていたら、

後ろから来た、私と同年代とおぼしきママさんが

「え~~~!見て見て**くん!!これ、ママが子どもの頃これだったよ~~」

と小さく叫んだので、

長男とRと私は顔を見合わせて笑いをこらえたのでした。

だぶん、そのママも昭和40~50年代生まれでしょう(笑)

 

てっぱくのいいところは、

どの年代の人にもヒットする部分がある、ということじゃないでしょうか。

もちろん現役の子どもも嬉しい展示がいっぱいあるし、

その親世代(つまり私くらい)にも「この丸っこい新幹線、懐かしい!」

などと言わしめるものがある。

さらに、一緒に来たじいちゃんばあちゃんは国鉄時代の特急も懐かしいし、

さらに少し上の世代になれば蒸気機関車や、板ばねの木製の車内も懐かしい。

お孫さんといっしょに来ているおじいちゃんも多かったけれど、

一人で来館している60歳以上のおじさまも割と多くて、

鉄道マニアなのかな~とこっそり横目で見てしまいました。

うちの長男もおそらく、父親になっても「昔、子どもの頃に来たな~」

なんつって子どもを連れてしょっちゅう行きそう。

 

夏休みなので混雑を覚悟して行ったのですが、

平日でお盆前だったこともあってか11時に到着するとびっくりするほどすいていて、超ラッキーでした。

さすがにアトラクション系の整理券はすべて配布が終了になっていたのですが、

まあ、それもご愛嬌。

新幹線の見える大きな窓で、ひたすら新幹線の走り去る様子を楽しんだり、

今までなかった展示を楽しんだりしてゆっくりしてきました。

 

本物の電車に乗れて満足のチビ太は帰りの電車の中で寝てしまい、

東武線利用だったので乗換がたびたびあり、

でも、長男とRが荷物をぜんぶ持ってくれ、

私はチビ太を抱っこでお乗り換え。

ああ、ベビーカーなどなど乗せて移動してたあの時代が、過ぎたんだなあ。

私、ほんとがんばってたなあ。よくやってたよあの日の自分。

そして頼りになるなあ~5年生!

それにしても東武線の料金の安いこと安いこと。

JRの半額ですね。

駅員さんも親切だし、東武線は素晴らしいです。

子どもたちも喜ぶし、また、電車でどこかに行きたいなと思った小旅行でした。