イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

担任の先生から電話@娘

以前も

「ありの~ままの~~@娘編」

にて、娘のことを書きましたが。

数日前、娘のことでまたまた担任の先生からお電話。

話を要約するとどうやら、運動会の練習にまともに参加していないらしい(笑)

とくに全体練習の開会式なんざその場で座り込みをして無言の拒否をしているようで、

何度促しても立ちあがらないとのこと・・・・(苦笑)

聞いていて様子が目に浮かびました。

「当日も、そんな様子ですとかえって他の保護者さんたちの目にもつきますし、

 それを毎度教員が注意しに行くのも気がひけまして・・・ 

 励ましてやらせたほうがいいのやら、

 はたまた放置したほうがいいのやら・・・」

と先生も当日の対応を考えると困ってしまい、

「お母さんの希望というか、お母さんはどのようにしたらいいとお感じですか?」

という電話でした。

ははあ。私の希望聞いちゃっていいのかよ、と内心で思いつつも(笑)

学校内だけならまだしも、他の保護者の目にもさらされるわけなので、

そのときの娘対先生との対応の様子で親の私がショックを受けないように(親が恥ずかしい思いをしないように)と気遣ってくれているのかも・・・?

とも取れる電話だったので、

先生からのお気遣いに感謝を伝えたあと、

先生の思うようにやっていただいで問題ないです、

わが子に対して、たいていのことは笑って見てられるので!

と返答。

さらに、

学校というか、先生の方針というのもおありだと思いますので、

副担任(特別学級が専門。この先生がとてもいい方で大好き!)の先生のことも私は信頼していますから、と伝えました。

やはり、学校は学校としての教育があるわけですから、

それを親がどうこう言うのはお門違いな気がして。

娘自身を否定するような言葉がけや、脅し文句のような指導さえなければ、

私としてはまったく問題ないので、現場の先生のプロの勘どころで指導してください。

もちろん、先生方がそういったネガティブな指導はしないと私も感じていますし、

とも伝えました。

練習をちゃんとやっていない様子を見ていると本番が思いやられる先生の心配もわかる。

でも、私が思うに本番はしっかりやるに決まってます。娘はそういう子です。

なので先生にも、

「大物感たっぷりで申し訳ないのですが、本番はぜったいにやる子です。」

と謝りながら笑い交じりでそう伝えると、先生はほっとした様子でした。

 

娘としては、口にしないだけではっきりとした理由があり、

それに対して納得できないために動きたくないんだと思うのです。

理由が言えるようになるといいんですけどね。

どうも、「不服!!」という感情が先に来て、言葉で伝えることが難しいんでしょう。

娘は性分として、ポイントをわかってる。

こはちゃんとやろう、と自分で思えればやれる。

逆に、優先順位の低いポイントでは、頑張れないんですね。

暑い中の全体練習なんてやってられっか、というのが娘の心中でありましょう。

ただ、先生にそんなこと言えませんが・・・苦笑。

梃子でも動かないというのは家でもよくあります。

理由はいろいろ。

でも、理由がないということはないんですね。

 

まあ、小学校に入ると”右へならえ”できる子が増え、

娘のようなタイプが目立つのかもしれません。

 

さて、運動会の全体練習なわけですから、

当然、兄も妹の姿は目に入ります。

長男にも「妹は練習やってないのかい?」と問い合わせてみたところ

「こいつ、ぜんぜんやってねえよ」

とのこと(笑)

さぞ兄としては恥ずかしいだろうと思ってそう聞いてみると

「いや、**子(妹)みたいに座りてえって俺も思うよ。**子うらやましいってみんな思ってる」

との返答でこれには母ちゃんビックリ!

なんで?と聞いてみると

「先生たち、練習のやり方がしつこい!」

とバッサリ。

詳しく聞いてみると、10連休もあり、練習時間が確保できないせいか、

一日の練習時間が相当に長いようなのです。

さらに暑さも加わってきて、

言ってみれば子どもたちは集中が切れているらしい。

なるほどね~。

先生サイドの気持ちもよくわかり、そして子どもたちの気持ちもよくわかる。

 

でも、長男が一言。

「でもさ、**子の出るリレー、まじですげえよ。予行んとき見たけど。

 しかも、**子のチーム、一年の女の子もぶっちぎりで速いんだよ!

 その子から**子にバトンいくじゃん、

 そんで、**子から3年生でSなんだよ。ぶっちぎりだよ」

Sというのは、こないだうちのまん前で軽トラと接触して救急車に乗ったS。

(おかげさまでSはすっかり元気!自転車も新しくなりました(笑))

ほとんど兄妹のようなうちの娘とS。

そういえば去年も娘からSにバトンでぶっちぎりの優勝だったことを思いだしました。

そうか~。なんだ、全然やらないわけじゃなく、めっちゃ頑張っているじゃないか。

よくよく聞けば、開会式と閉会式の練習が不服なだけで、

あとはダンスもやってるようだし、もちろん走ってもいる。

ダンスは『パプリカ』を踊るようですが、

家では自分で歌いながらくるくるまわってます。

大人に対していいところを見せたい、という部分がごっそり抜けおちているがゆえに、

ちょっと誤解も受けているのかもしれませんが、

逆に、大人の前でだけいい子ぶるような猫かぶり優等生でなんかなくて、私はほっとします。

なんにしても、リレーでの勇猛な走りで全部帳消しだな。