イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

景色のごちそう

昨朝、起きて来て父ちゃん。

「今日、小学校代休なんだろ?俺も今日は休みにするわ。

 日光に温泉入りにいこう。あと、蕎麦食おう。」

え!まじ?!

それって、誕生日プレゼント?!

そういや去年も誕生日は蕎麦だったよ(笑)

去年は鹿沼の釣りに付き合い、蕎麦を食べたんでしたっけ。

そんなわけで授業参観代休の2名に合わせて保育園生2名もお休みにして、

家族で日光で遊んできました♪

 

日光道、いわゆる有料道路ではまだ桜が咲いていて、

そこに山の景色が重なり最高!!

花見だ花見~。

いろは坂では、サル探しに夢中の子どもたち。

残念ながら居ませんでしたが。

戦場ヶ原のレストハウスでお蕎麦を食べたあと、さらに北上。

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いわゆる奥日光と言われる湯の湖のほとりの景色。

雪だよ!

道路の日陰のあちこちに雪がまだ残っていて、

子どもたちは雪に大喜び。

今年は降らなかったもんね。

 

このあと、お風呂に入ろうということになったのですが

どうもどこに入ったらいいのかわからない。

しかも、あちこちが冬季休業中。

え!冬季休業中って・・・・4月終わるけど?と思っていたら、

金精峠も冬季閉鎖中。

日光での冬季閉鎖というのは、4月いっぱいなのだそうです。

湯の湖でも、長男は釣りをしたかったのですが

「解禁は5月からです。漁猟券出せません」

と断られてしまいました。

あれまあ。日光の冬は長いんだねー。

 

観光案内所に寄り、日帰り入浴マップなるものをもらって数軒まわるも、

「今日はやってません」というところ多数。

それで、たまたま庭におじさんが出ていた個人経営のペンションで

「お風呂入れますか~?」と聞いたら

「だいじょぶですよ~」

と言われ、

ところが中に入ったら奥さんが一生懸命お風呂を掃除中(笑)

でも、無事に入らせてもらうことができ、

しかもお掃除したての一番風呂でぜいたく~!

湯の華うかぶ硫黄泉のお風呂でまったり~。

キラキラと小川の流れるそばでの露天風呂!空は青いしサイコー!

他にお客さんはいず、いわば貸し切りです。

それで、すぐそばの山の斜面の景色を見ていたら、鹿の親子!!

露天の仕切りの隣で長男もそれを見ていたらしく、

「みんな!あそこに鹿!鹿!!」

と興奮していました。

母親鹿が「ピュウッ」というような鳥の鳴き声に似た声を出して、

少し下にいる子鹿を呼んでいました。

ピョンピョンと跳ね上がるように急斜面をのぼっていく様子は、

まるで「もののけ姫」に出てくるヤックルみたいです。

真っ白い毛がまあるく生えたお尻を仲良く見せて、

鹿の親子は山の中へ消えて行きました。

 

私と同年代とおぼしきペンションの奥さんとお風呂上がりにしゃべっていて、

今日はお休みなんですか~?とたずねられたので、

授業参観の代休で~、答えていたら、

そこのおうちにも小学生がいるとのこと。

湯の湖というのはほんとに日光の奥ですが、一体どこに小学校が?!

と思いたずねると中禅寺湖のほとりに小中合併校があるそうです。

いわゆる複式学級で全校児童は10人程度だとか。

日光市内でも、いろは坂より下の学校は統合合併が進んでいるということでしたが、

いろは坂より上はそこしかないため、

たとえ子どもが一人になっても廃校にはしない、と言われているんですよー

と話してくれました。

学校のみんなで仲良しなのは言うまでもなく、それはいいのだけどそれなりの人数の集団というものを知らないので・・・なんとなく、大人になる過程でそれでいいのかなと心配なんですけれどね

と奥さんは言っていました。

マンモス校からすればうらやましい手厚さだろうとは想像しましたが、

まあ確かに、それぞれ一長一短あるだろうなとも感じました。

そう思うと、うちの子たちが通っている小学校はほどよく中人数で、

ちょうどいいあんばいなんだろうな、とも。

欲を言えば、人クラス20人は欲しいですがね。

でも、子ども時代にきちんと「一人」として見てもらえた経験は大きいだろうな。

 

お風呂のあとはペンションの奥さんイチオシのアイスクリームを食べに

帰り途は戦場ヶ原を左に折れ、光徳牧場へ。

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こちらも冬季中という感じでだいぶ貸し切り感たっぷりでしたが、

(後ろの建物は、ハイシーズンはきっと何か食事でもできるんでしょう。閉まってました。)

でも、アイスクリームと牛乳の売店はやってました♪

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帰りのいろは坂下りでは運転手の私以外全員が寝てしまい、

ひとりでさびしく運転したのでした~(笑)

 

日光は、何度行っても楽しい場所です。

家族みんなで楽しめた誕生日プレゼントでした!