数か月前に、陶芸のH先生のプロバイダ解約を手伝った話をここに書きました。
で、今度はH先生のところに携帯電話の会社から
『今、あなた様がお使いの携帯電話(3G)の電波を2022年に終了しますので
機種変更をおすすめします。』
との手紙が届きました。
H先生の携帯電話は10年選手とのこと。
そんなわけで、まだあと数年使えるには使えるけど、
今回、クーポンも入っていたし、実質0円で機種変更できるということで
ということになりました。
はたして、予約してauへ行くと、さっそくお店の人から
「機種変更とのことでありがとうございます。
今までお使いだったこちらはいわゆるガラケーでしたが、
今度機種変更されますと、ガラホとなります」
と言われH先生は頭ぐるぐる(笑)
H先生は隣に座った私に
「ちょっとアナタ、ガラホってなによ!?聞いたことないワ
アナタ来てくれてよかったわよ・・・」
と小声で言いながら私のわき腹をひじでつついておりました。
スマホを積極的にすすめられたり、それをことわったり、
いろいろ煩雑な説明があって、
H先生は馬の耳に念仏状態(笑)
H先生は私に
「アナタ、わるいけど私には外国語に聞こえるわ・・・
あの~店員さん、娘にぜんぶ頼んだので、この子に話してくださいな」
と私に丸投げ。
というか、店員さん目の前にいるのに、外国語に聞こえるわってそりゃないよ~!(笑)
「お母さん、かんたんケイタイにする?
それとも、こっちのほうがいい?」
と機種選びをお手伝い。
色は白がいいというのでようやっと機種が決まって
今度は契約内容の変更の話になって、店員さんから
「すぐに機種変更されるご予定がなければ、
36か月の3年で機種代を分割するというプランがよろしいかと思いますが・・・」
と言われ、
日ごろ陶芸の工房に遊びに行っている時から『アタシはもういつ死んでもおかしくないのよ、中途半端になるくらいなら、いっそぽっくりいくほうがいいわ』
などとよく私に言うので
「お母さん、あと3年じゃ死なないでしょ?36カ月分割でいいよね?」
と私がブラックジョークで話をふったらH先生は爆笑し
「3年じゃまだ死なないわよ、36か月でいいわ」
と言ったので、そのやり取りを聞いて店員さんが「いやいやそんな・・・・」
と慌てていて、これまた可笑しくてH先生は爆笑していました。
2年契約で、2年を過ぎる前に契約を解除すると違約金がかかるという説明のときも
「あと2年じゃ死なないよね、お母さん」
「うん、死なないわね」
と二人でやりとりし、店員さんが苦笑していました。
それで、
「家族割をご利用でないようなのですが、御家族でauのかたは・・・・」
という話になり
「あ、いいの。この娘とは血がつながってないから」
とアッサリ断る先生(笑)
1時間後、無事に機種変更が済んでお店の外に出ると
「あ~助かった!!無事に終わって何よりよ。ありがとう!」
とH先生。
「”あと3年じゃ死なないでしょ”、”あと2年じゃ死なないよね”って、店員さん困ってましたねえ」
と言いあってまた笑ったのでした。
携帯も新しくなったし、長生きしてね、H先生!