イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

わかい頃の親不孝

放送大学では他大学での既習単位を申請して審査してもらうのには1万円かかりますが、

卒業・中退問わず、申請すると加算してくれます。

私は、短大を前期一学期で中退しているので、それを思い出して申請してみました。

たいした思い出も何もない母校(卒業していないし母校とも呼べないけど)に、

ほんとに十数年ぶりに連絡をし、成績証明書なるものを送ってもらいました。

今回の書類で、自分が短大時代に取った単位が16単位あることがわかりました。

 

卒業ゴールが近くなるのはありがたいです。

だって、1単位が5,500円ですからね。

だいたい1科目は2単位ですから、約1万円。

16単位を放送大学で取ろうと思ったら88,000円ですよ。

16単位を一括認定で1万円で認めてくれるんだからありがたい。

 

しかし良く考えてみたら、私立短大の入学金に30万円、

学費もきっと前期で何十万円もかかったに違いありません。

思えば教科書も高かったなあ。

それを払ってくれたのは紛れもなく両親でした。

今さらながら親不孝だったなあと反省です。

 

話は戻りますが、成績証明書を眺めていたらひとりひとりの教授の顔を思い出しました。

学校に激しく不満があったので、

学部長の受け持っていた科目の試験の答案用紙に、学校を辞める理由を長々と試験中に書きました。

どのように書いたかは忘れましたが、

改めてその科目の成績を見てみたら「優」でした。

退学する理由を書いた答案をもってして「優」をつけてくれた学部長。

今思うと、粋な人だったんだなあ~。

すっかり顔も忘れていたけれど、授業のきびしかったこと、

授業内容がほとんど哲学だったことなどを思い出しました。

 

過去の親不孝も踏み台にして、放送大学はちゃんと卒業したいと改めて感じました。