イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

チビ太、忘れものをする。

最近、自分で保育園へ行く支度ができるようになってきたチビ太3歳。

うちは「自分のことは自分でする」というのが子育て方針の根本にあるため、

ちいさくても、自分のことは自分でやっていただきます。

炊飯器からご飯を自分でよそって朝ごはんも食べます。

でも、茶碗が取れなくてよく泣いてます。

だいたい、他の兄姉が取ってくれますが。

 

で、チビ太。

朝の支度を、珍しく姉が手伝ってくれていた様子で、

本人は慢心して

(姉貴がやってくれてんだから大丈夫だろー)

ってな具合で隣で鼻くそほじっていたんです。

それで、私もとくに確認せずに保育園へ行き、

箸セット、コップ、タオル2枚、お手拭き3枚・・・

と所定の場所へ一つづつ出していってふと

「あれ、ランチョンマットがない」

と気が付きました。

チビ太に「ランチョンマット入れたかい?」

とたずねたら

「**ちゃん(姉)が忘れたんだよ」

とすぐに姉のせいに。

いや、あんた自分でできるくせに隣でフフンて顔して座ってたじゃん・・・。

人任せにしちゃいかんでしょう。

「自分の支度は自分で確認しないとだめなんだよー。

 **ちゃんのせいじゃないよ。

 今日は忘れちゃったんだね。

 先生に忘れましたって伝えておこうね」

と私が言ったら、チビ太が

「・・・・・・おやつが、たべられないかもしれない」

と低い声で残念そうにつぶやいたので驚きました。

ランチョンマットがない=おやつを食べられない

というふうに即座に思考回路がつながることに、

親の私のほうが驚きました。

3歳って、賢いんですねえ。

もちろん、先生はランチョンマットを忘れたくらいでは叱らないし、

基本的に忘れものに寛大なので(これは親にも。有り難い。)、

おやつが食べられないなどということはないのですが、

チビ太は神妙な顔つきで先生のところへいき

「らんちょんまっとわすれた・・・」

と申告していました。

それを見て先生は可笑しかったらしく、

「あらら、おやつがぁぁ~~~~~!!」

と演技してみせ、チビ太のがっかりする顔を見て笑いをこらえていました。

もちろん次の瞬間には

「大丈夫だよ、なくてもおやつは食べられるからね♡」

と抱っこしてくれていましたが(笑)。

 

忘れものをして後悔する、という経験を早くも3歳で味わったチビ太。

たいしたもんです。いいことだ!