モツゴという川魚を3匹、半年前くらいから飼っていました。
残念ながら先週1匹が御臨終、
おとといはもう1匹が御臨終。
しばらく元気で泳いでいたので、病気というよりは寿命だったのかもしれません。
残る1匹はさびしそうに水槽の底のほうでじっとしています。
それを見て魚博士の長男が、
「モツゴは群れて暮らしているから、たぶんひとりで居たら死んじゃうと思うわ」
と。
自分のお金で川魚を買う、と言って、昨日オイカワとモツゴを買ってきました。
いろんなことを繰り返しやってみて、
いろいろ飼ってみてわかったのですが、
自分で釣ってきた天然の子はやはり、
川での生育環境と違いすぎて、家の水槽に入れるとあっけなく死んでしまうのですよね。
不本意ではあっても、ペットセンターのお魚コーナーで暮らしていた子は、
家の水槽にも順応性が高く、長生きします。
なので、今回は残されたモツゴちゃんがさびしいだろうという意見だったこともあり、
お金を出して生き物を買ってくることに反対しませんでした。
(前まではけっこう、釣ってきて飼うならいいけど、ということに私がこだわっていた)
さて、水あわせ(水温の調整)が終わって、水槽に放流。
私より長男のほうが飼育に関してももう圧倒的に詳しいので、一切見に行かず。
見ているとつい口が出そうなので(笑)
1時間後くらいに私が見たときには水槽の下のほうで
古参のモツゴちゃんと新参者の子たちが3匹群れて楽しそうに泳いでいるではありませんか。
か・・・かわいい♡
3匹が仲良さそうに群れている様子を見たときに、長男が今朝
”ひとりでいると死んじゃうと思うわ”と言ったことを思い出しました。
長男の見立ては合っていたのですねー。
生態として、群れて生きることでお互いが身を守っているとのことなので、
たしかにそんなら、1匹でいたら心細さのストレスでまずかったかもねー。
人間も魚も、ひとりじゃ生きていけないのね、
となんだかしみじみした出来事でした。