イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

マラソン駅伝大会2018

昨日は毎年恒例行事、保育園のマラソン・駅伝大会でした。

脚が自慢の娘は前日から大張り切り。

 

ところが。

当日朝に、娘のチームにお熱でお休みの子が出てしまいました。

急遽、娘は5区と6区(アンカー)をぶっ通しで走ることに。

チームは5つ。娘は青チーム。

 

いよいよスタートし、

娘のチームの1区の子が最下位で走って行ったのをがんばれ~と見送り、

途中、見えないのでなんとも・・・と思っていたら、

あちらのほうで十字路を走り抜けるのがチラリと見え、

すると、その時点で1,2,3位のチームがぴゅるる~~んと走り去ったあとに、

かなりの大差で4,5位と続きました。

あれっ、今5位だったのって、青か!

最下位タスキはなかなか苦しいな。

さらに、あの大差では。

 

この日、父ちゃんは午前中お仕事をお休みして、

駅伝を見に行くからと娘と約束していました。

先生から、「娘ちゃんと一緒に走っていいですよ」

と言われ、一緒に走る父ちゃん!作業着!!(笑)

 ↓

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父ちゃんに聞いたら、

5区にタスキが入ってきたときに娘はしゃかり気になって走り出し、

5区は4位の子とほぼ同時で良かったのですが、

6区目前でさすがにスタミナがきつくなったらしい。

 

その頃私は、すでに1位チームのアンカーNちゃんが

2位に差をつけてゴール付近まで余裕で入って行く姿に声援を送っていました。

(Nちゃんは4年間娘といっしょのクラスの男の子で、

 娘とは何事においてもライバル。いいコンビです。)

 

父ちゃんいわく、

6区の中継でタスキがわたったばかりの元気な子が

がぜん張り切って飛び出していく姿に、

娘は心の中で「もうだめだ」と思ったらしい、と。

そりゃそうです。

娘は5区6区ぶっ通しなんだから、 

スタミナ切れるにきまってるわなあ。

それでも、意地があり、4位に食らいついていくも、

走る苦しさと、

もうだめだ、ビリだ、という悔しさで・・・

こちらへどんどん近付いてくる娘に声援を送りながら、

カメラでその姿をとらえようとおもったら、

なんと娘は泣きながら走っているではありませんか・・・!

「ガンバレ!ガンバレ!!」

かける声が詰まり、母ちゃんたまらず涙。

 

最後、園庭内を一周してくるのですが、

それが娘には苦しくて悔しくて、

もう、走りたくない、つらい、

と体中から声なき声を発している姿をほうっておけなくて、

母ちゃん娘に走り寄って伴走。

「もう少しだよ!!」

娘は泣きながらの最下位ゴールでした。

 

ゴールしたあとも娘はしばらく建物の陰に座ってしくしく泣いていて、

もうほんと母ちゃんも見ているだけで胸がいっぱいで、

娘のそばに行ってぎゅーっとしてあげながら一緒に泣きました。

運動自慢の娘にとっては最下位はさぞ悔しかっただろうし、

区間ぶっ通しはほんとに苦しかっただろうな。

よくがんばりました。

 

 

感動の駅伝のあとは年少以下のマラソン

ちゅーたんは運動音痴だと家族のみんなが信じて疑わなかったのですが、

なんと、1位にピッタリくっついての2位ゴール。

しかも3位と大差で!

これには驚きました。

こちらにも伴走した父ちゃんは

「あんなに真剣なちゅーたんは初めて見たわ」

と”おちゃらけキャラクター”のちゅーたんを見直したようです。

普段、ハードルを自ら下げているだけに、

ちょっとばかり踏ん張ると、みんなが「おお~~~っ!」となるのはだいぶオイシイですね。

 

チビ太も園庭一周マラソン

全員2歳ですから、ゴールがどこかもわかってないで走っているのがかわいすぎる!

みんな、先頭がどこかへ行くのにつられてくっついていってしまったのですが、

チビ太の目は

「ゴールはここだよー!!」

と両手を広げて待っていた担任の先生の姿を迷わずとらえたらしく、

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真剣な顔で1位ゴ~ル♪

 

みんなほんとによくがんばりました。

それぞれに、並々ならぬ根性があることは

父ちゃんも母ちゃんもよ~~~くわかりました。

頑張ったみんなに、その日は手巻きずしのごちそう。

帰宅後の娘のコメント。

「しばらく、走るのはやりたくないわ。」

おつかれさまです!!