イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

本気で遊ぶ

連休最終日。

なんだかんだネタも尽き気味で、

母ちゃんもお疲れで、

でも子どもたちは元気(当然だ)。

子どもたちが「公園行きたいーーーー!!!」

と合唱しているので、

「お弁当作るのめんどくさい~~」

と言ったら、長男が

「おれ、作ってやるよ!」

ですって。

そうか。そんなら行ってもいいよ。

 

長男が、冷凍庫や冷蔵庫の中をあさって

お弁当に入れられそうなものを探し、

せっせとスタンバイしていきます。

私も長男を手伝って、

あっという間にお弁当が完成。

いやー、最近の長男の料理の腕は冴えてる。

なんでかっていうと、その前日の晩も、

子どもたちを目いっぱい遊ばせてきて、

疲れて帰宅してもうだめだーと私が思っていたら、

冷蔵庫に焼きそばの麺があって、

長男が手際よく野菜を切って切って切って、

ホットプレート出してじゅうじゅう。

あ~ら、あっという間に家族分の焼きそばできあがり。

いやー、ほんとに助かる。

そんなわけで、長男の料理の腕前は上がるばかり。

 

長男がこしらえてくれたお弁当を手にいざ公園にでかけたら、

着いた先は猛烈な冷たい風でびっくりぎょうてん。

あれー!自宅の天気と違うじゃんー!!

みんなで寒い寒いと言いながらお弁当を食べ、

寒い寒いと言いながら遊具で遊ぶ。。。

いやはや、

じっとしていると寒い。

こうなったら母ちゃんも走ったほうがあったかいはず。

「鬼ごっこやろう!」

いやー、本気鬼ごっこは母ちゃん久しぶりだな。

いつも家では鬼のように怒っちゃいるけど(笑)。

な~んて思っていたら、鬼決めに負けて見事に母ちゃんが鬼。

見てろ本物の鬼のこわさ見せてやる~~~!!

ダッシュで追いかけたら、

アッサリ捕まるちゅーたん。

するとちゅーたん

「みんな~、集まって~~鬼決めじゃんけんしよー」

ですって(笑)。

自分が鬼になるの嫌なんですね~。

 

鬼ごっこのルールが通用するのは長男と娘と母ちゃんのみだということが判明。

そんでもって、本気で走る母ちゃんに「だっこちて~~~!!」まとわりつくチビ太。

これじゃ勝負にならん!!

 

ということで、遊び変更。

だるまさんがころんだにしよう。

娘が「あたし鬼やりた~い」。

よしよし、

「はじめのいっぽ、と~~~~~んだ!!」

とみんなで跳んだあと、

「だ~る~ま~さ~んが・・・・ころんだ!!!」

「あ~、ちゅーたん動いた~!」

「やだやだ~動いてない~~」

ちゅーたんまたもやルール無視。

「だ~る~まさ~んが~ころんだ~!」

ちゅーたんが変な動きばかりするので私も長男も可笑しくてたまらず、

笑いがこみあげて止まっているのが苦しい。

あっという間に長男は動いてしまい、捕まる。

やっと鬼役の娘のところまでたどり着き、

捕まっている長男を開放~。

そして「鬼さん、おおまた(大股)何歩~?」

というやり取りのあと、娘が風のように大股でやってきて、

あっさり鬼になる母ちゃん。

 

母ちゃん今度は鬼。

「本気でいくよー!!」

「いいよー!」

と子どもたち。

「だーるーまーさーんが~~~~~~~コロンダ!!!!」

フェイントかけたら油断ばかりする子どもたちを次々に捕獲。

ふふふ、大人をなめちゃいけないぜ。

 

****

そんなこんな、ちょっとの時間ですが、本気で遊んだ子どもと母ちゃん。

いやあ、あれですね、

子どもになって一緒に遊んでしまえばいいのね。

相手してやろう、と思うとなんだか面倒だけど、

自分が面白いからやる、これだけです。

非常にシンプル。

そのかわり疲れるのは覚悟だけど・・・。

本気で遊んだら、子どもたちがものすごく笑ってくれ、

私も大声で笑ったし、

ほんとに楽しかった。

 

そのあと、思いがけず姪から電話あり、

公園から姉の家に移動し夕方までたっぷり遊んで帰宅。

ちなみに、姪とトランプの本気勝負を何度も挑まれ、

すっかり脳みそも酷使の母ちゃん(笑)。

現役小学生に神経衰弱勝てるわけないでしょう・・・!!

帰宅する車の中で長男が

「お母さん疲れたでしょ、

 おれ、今夜もご飯つくってやるよ。何作る?」

ですって!

アサリが2パック買ってあったので、

アサリでパスタ作ろうと思うんだけど、

と手順を教えたら、

下のきょうだいたちにもタマネギを剥いたり指示を出して、

すっかりアサリのパスタを作ってくれました。

 

ああ、持つべきものは料理男子。

本気で遊んでも料理ができてる、

願ってもない連休だったのでした。