その名のとおり、目が回る体験。
忙しさじゃなく、それはたぶん体調不良。
ワタシ、もともとメニエール病などをやったりしたこともあり、
三半規管の不調に弱い傾向あり。
季節の変わり目やなどによく、めまいを感じることがありました。
昨日は樹齢70年近くにもなるどでかいキンモクセイの伐採手伝い。
隣に新築の家や、いかにも割れやすそうなポリカーボネート製のカーポートなどもあり、
かなりの緊張感。
伐採は、最後まで何があるかわかりませんからね。
緊張と集中のあまり、
ロープで吊る補助を手伝っていたらフラフラする感じに見舞われ、
あーこりゃやばいね、
と思って自分の体を観察。
どうも、しゃがんだり立ったり、
下を向いて枝を拾って、
それを運んでってハシゴに乗ってトラックの荷台に・・・・
という一連の動作のなかで、
下を向いてから向き直る時に景色がぐるんとなってしまうということがだんだんわかってきて、
さらに分析してみると、右回りに回転している様子で、体は左に傾きやすいということがわかりました。
体調が悪い、などと父ちゃんに言おうもんなら、
父ちゃんはよけいな心配をしながら伐採をしなけりゃなりません。
高い場所でチェーンソーを使っているわけですから、
まさにケガと隣り合わせの危険作業。
ロープ引く人が大丈夫だろうかなんて考えるちょっとの心のスキが命取りです。
そんなわけで、私自身も”わたしはめまいなど感じていません”
と自分をごまかす。
数時間かかって無事に伐採が終わったあとに少し休むと回復してきて、
めまいも消えたので、
ほっとしました。
ところが無事に帰宅して一息ついたらまた辛くなり、
夕飯を作れる気がしないな・・・・という状態に。
もういいや、誰かつくってくれい、
と思って5時には布団に入ってしまいました。
帰宅した父ちゃん、私の様子を聞いて一言。
「ああ、あれだ。”祟られ”じゃねえか?」
父ちゃん続けて
「伐採したからよ、キンモクセイのたたりだきっと。」
ですって!
ちょっと待てやい!
私は施主じゃないし、切った人でもないのに!と心の中で思っていたら父ちゃん、
それを見透かしたようにさらに一言。
「一番弱そうなのを選んだんだな」。
あのね~・・・・。
緊張したから疲れたんだよ。
ちょっとは労えっての。
オカルトな理由にされ、
なんとも不気味な気持ちでめまいを感じながら眠ったのでした(笑)。
10時間も眠ったら、今朝にはほとんど良くなっていましたけどね。