イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

勉強ってなんだろ~ね

こんなことを書いたら叱られるのかもしれませんが。

 

夏休みのあいだの、長男の様子を見ていたら

「もしかして学力ってのは、集中度合いなんだろうね」

と気がついた。

やらされてやる勉強が、実際には詰め込みとしてしか身に付かないのは、

そこからの掘り下げをしているほどの時間が、

学校にはないからなんじゃないかな、

と思ったり。

それは先生のせいなんかじゃなく、

やっぱり、今のごく一般的な公立小学校の学習のありかたが、

すでに時代遅れなのではないか、と。

だからと言って、私に何ができるわけでもありませんが。

 

たとえば例として、

『鳥のタマゴはあたためれば孵ります』という知識を、

机の上で勉強して、

実際にあたためて孵化させる、という実体験があれば、

そこに感情や、

てざわりも、

先生の言ったことや、友達の声まで

のちのちまでぜんぶ思い出とともについてくるけれど、

実際にそれをやっているヒマは、学校って場所にはありませんね。

私が子ども時代にも、それほどまでの時間はありませんでした。

 

夢中になれる勉強って、なんだろうねえ。

夢中でやれる勉強が、あるといいのになあ。

勉強だってワクワクしないと楽しくないもんなあ。

 

”生きてるってなんだろう”

”自分はなにものなんだろう”

という問いに、

本気で向きあう年齢になったときに、

まだ、年齢が二ケタになる前までに体験したことや思ったこと、

砂漠に雨が降るように吸い込んだ無数のこと、

それらがほんとうにいきてくるのではないかと、

なんだか思う今日この頃。

 

長男とこってり過ごした夏休みが、もうすぐ終わります。