イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

今さら「たまごっち」

いつも長男が一緒に遊んでいる同級生のSくん。

ママさんが夕方、Sくんとうちに来て

「ねえねえたまごっちがあるんだけど、娘ちゃんにあげてもいい?」

 

はて???

お下がりなのかと思ったらそうではなく、新品。

「実はね、これ新品なんだけど、20年前の新品なの~(笑)」

 

わけを聞いたらこういうことでした。

ママの実家は自営業なんですが、

20年前にイベント配布用に大量買いし、

それの残りが倉庫から発掘されたとのこと。

あってもしょうがないし、誰かいらないかな~とおばあちゃんが困っているというのです。

たしかに、よく見るとパッケージは未開封ではあるものの、

白い部分が黄色くなっています。

たしかに、20年ものだ(笑)

 

先日、Sくんちファミリーがうちの長男と娘を乗せてお買い物に連れ出してくれたことがあり、

その時に、娘がおもちゃコーナーでたまごっちを欲しそうにしていた姿をパパさんが見ていて

「娘ちゃん、たまごっち欲しそうにしていたよね」

とママさんに教えてくれたとのこと。

でもママさんはわが家がテレビゲームは一切買わない方針なのを知っていたので、

「聞いてからにしないとまずいなって思って、一応」

と私にあげてもいいかを聞きに来てくれたのでした。

たまごっちをすでに手の中に持って期待満面の顔をした娘を見ると・・・

思い切ってもらうことにしました。

「ちゅーたんも欲しい、欲しい!!」

とちゅーたんが騒いだので、Sくんの弟が

「ばあちゃんちに行けばまたもらえるし、ちゅーたんに俺のあげるよ」

と自分の手に握っていたやつをひとつ譲ってくれました♪

 

そんなわけで、20年前の新品がわが家に一人一個!

今さらの、たまごっち。

”電池のプラ板を引き抜いたら、5分でたまごっちが生まれます”

と箱の裏に書いてあったにも関わらず、

50分かかって生まれました(笑)

20年あたためていただけのことはあるな!!

 

誰それが、自分のたまごっちを触っただの、

下手くそだから貸してみろだの始まって、

一人一個あるのになぜかケンカ。

 

ゲームだから、と目くじら立てず、

ま、今回は大目に見ようと思う母ちゃんなのであります。