イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

オカヤドカリ

思いがけない経緯からオカヤドカリを2匹を頂戴し、

おうちで飼うことになりました。

海が遠いわが家。

ヤドカリが家庭で飼育できるだなんて想像したこともなく(しかも天然記念物だそうですよ! でも、繁殖期に限って、採取や販売が認められているとのこと)、

何を食べるのか?

真水でいいの?

夜行性?

などなど、頭の中がハテナでいっぱいに。

 

長男と調べるうちに、

15℃以下では活動が鈍り、生命の危険もあること、

雑食で、じつはポップコーンが好物なこと、

すごく小食なこと。

水の生き物なのに実は水嫌いで泳げないこと(溺れてしまうらしいです)、

海水じゃなくてもぜんぜんだいじょうぶなことがわかりました。

 

うちにいるオカヤドカリは、とっても小さいサイズの子らしく、

まあまあ大きめのカタツムリ程度で、4cmくらい。

私が、えさを食べている様子を見に行ったら、

敵に見つかったと思ったのか、

食べている途中なのに「パタン!」

と貝をとじて、中に入ってしまいました。

5秒後くらいに、

そろそろど~かなあ~~?

と様子を見に貝を持ち上げてみるヤドカリさん。

か・・・・・かわいい!!!!

 

登るのが大好きとのことなので、

飼育ケースの中に長男と岩場を作ってあげました。

いっしょうけんめい登る姿がめっちゃかわいい!

登りきった~やった~と思ったら、

足場が不安定だったのか、

コロコロコロ・・・・! と落っこちていったヤドカリさん(笑)

でも、落ちるときは全身を貝の中に引っ込めるので、貝が転がっているようにしか見えない。

無傷です。

受け身上手~。

 

臆病だそうですが、手のひらにのせておくと、

ヨチヨチあるいてくれます。

ザリガニのようなでっかいハサミもなく、

痛いということはありません。

か、かわいい・・・・・!

そして見ていて飽きない。

 

寿命は案外長いらしく、自然では20~30年生きるらしいですが、

沖縄の亜熱帯がベスト環境らしいので、

関東の暮らしは・・・・どうかなあ~~さしあたって越冬が難しいらしいです。

 

それにしても癒し系。

ばーちゃんも、見ていて飽きないらしく、

孫に見せているようで実は自分が観察中。

私も、ヤドカリさんを見ていると時を忘れます。

ヤドカリさんが見たいかた、ぜひわが家にどうぞ~!