先月から温存していた娘の虫歯。
結局あのあと、2回ほど歯科へ行ったものの、
診察台の上でそりゃもう大暴れして泣いて、
私は抱っこしたりなだめたり・・・・
娘にグーパンチ何度もされるわメガネは飛ぶわでホント体力勝負でした。
そんな様子をそばで見ていた歯科の先生(私と同年代の女性の先生)も、
一緒に説得してくれたり、なぐさめてくれたり。。。
「お子さんの場合、こわいイメージが薄れればまた治療できることが多いので、
一か月ほど待ってみましょうかね。一か月の間にも、お子さんは成長しますから。」
と言ってくださり(良い先生でほんとにヨカッタ!)
良く磨いて1カ月のあいだ温存していたのでありました。
結局虫歯の治療ができなかった妹を、
やんやとはやしたてる意地悪な兄(笑)
おやつ食べるごとに
「いや~い、**(娘の名前)む・し・ば~」
と言っていじめたり、
「**が早く虫歯治さないからおやつの種類がせんべいしかないんだよ!!」
とあてつけてみたり(おやつのラインナップは母ちゃんのせいなのにね)。
虫歯があることを保育園のお友達や先生には言わないで!
と娘から当初言われていたのですが、
虫歯を気にするあまり元気がなかったりした日が続いたので、
担任の先生にはおたより帳でおしらせしてありました。
ワケを知った先生から
「どうりで元気がありませんでした。そういうことだったんですね!」と返信があり、
先生も気にしてくれていたことがわかりました。
そのあと先生もまめに気にかけてくださり、
給食後の歯磨きのときに、
娘に、じゃなくて歯磨きしている全員に
「よ~く磨いていても、虫歯になっちゃうこともあるから、
なっちゃったら、歯医者さんに行って治してもらおうね~」
などなど、折を見てちょっと歯の話題を出してくださっていたそうなのです。
聞けば、担任の先生も歯には悩まされてきた方だそうで、
「実は私も今日、仕事のあと歯医者なんですよね~」
なんて言ってたりして、
歯医者への行きたく無さをよ~~~くわかってくれていたようです。
やさしい先生ですね~!
そんなこんな温存数週間。
娘のほうから
「おかーさん、アタシ歯医者行く。虫歯治したい」
ナント!!!!ついにその時が来たか!!
「だって、兄ちゃんにムシバって言われたくない」
そりゃそうだ~。
でもね、ちょっと待って、予約がとれないから~~
などなどわざとじらしてじらしておりました(笑)
そしてついに
「おかーさーん、早く歯医者行こうよ~! いつ行くの~~?」
というセリフが出たので、
よーし、ここまで来たらイケル!!!
気が変わらぬうちに行くべし、思い立ったら吉日となって、
ようやく昨日、保育園を早帰りして歯医者に行ってきました!
行くときから、気持ちに余裕があった娘。
車から自分で降りたので、
きっと大丈夫と思っていました。
そして、歯医者の入り口にも自分から行って、
靴も脱いだのでこりゃ大丈夫!
と確信を持った母ちゃん。
・・・・はたして予想通り、
ちゃ~んと口をあいて、
しっかり治療できました!!!
ヤッター!!
ただ、けずる機械の音だけはダメなようで、
すぐに身じろぎしてしまったのですが、
先生がやさしくて、
主要なところ以外の虫部分は電動じゃないものでどうにか取ってくれ、
「今日でぜんぶ治しちゃおうね! すぐに終わるから頑張ろう!」
と娘に声をかけて、あの手この手で治療して下さいました。
ほんのちょっとだけあいていた穴もすっかり埋めてもらい、
ついに虫歯、なくなりました~!!
ばんざ~い!
私と歯科の先生でほめまくり(笑)
照れくさそうにする娘。
歯科の先生にもきちんとお礼が言えた娘、エライ!!
歯医者さんの出入り口から出たところで私と娘でハイタッチ☆
車に戻るまで、娘はスキップしていましたよ(笑)
娘の心の軽さが伝わってきて、私はププっと噴き出しました。
あ~よかった!!
保育園にまだ預けてあったちゅーたんを迎えに行ったら、
ちょうど娘の担任の先生がちゅーたんのクラスにいて、
私の顔を見るなり
「どうでした?!!」
と声をかけてくださって、
「おかげさまで治療できました~~~!」
と報告したら、
「わ~よかったあああ!!」
としみじみかみしめるように喜んでくださいました。
なんていい先生なんでしょう!!娘は幸せものです。
つくづく思ったこと。
子どもだって、自分から行くって思えなきゃ無理なんだよな~、ということ。
自分のことは、自分で決めて、
娘は自分で覚悟が決まったから今回治療ができたんだな、と痛感。
娘の歯が治って、いろんな人が喜んでくれて、
ほんとにヨカッタヨカッタ~。
私の気持ちも軽くなりました!