イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

誰か、じゃなくて私

市民の声が届くかも、

と思いながら投票した参議院選挙も、

野党奮闘ならず。

翌朝の投開票の結果を見て、

この先どうなるんだろう、

税金の使い道はこの先ずっと不透明になっていくんだろうな、

子どもたちが大人になったとき、

日本はいったいどうなっているんだろう・・・・・

暗澹たる気持ちでニュースを見ました。

 

 

かんがえました。

すごく、考えました。

どうしたらいいんだろう。

どうすれば、

子どもに、命の不安のない世の中を手渡せるだろう?

 

もちろん、子どもたちには子どもたちの思う人生があり、

子どもは自分の力で生きていくに違いないのですが、

でも、

あまりにも、今の立ち位置から見る10年後、20年後の世の中が、

不安に満ちていると思えてなりません。

経済不安、そしてそれ以上に、平和が守れないかもしれない不安。

 

かんがえました。

数日、かんがえていました。

そして、すごく重く苦しい気持ちの上に、

ぽん、と小さな芽が出た気がしました。

そうか、誰かじゃなくて、私なんだな、と。

 

「誰か」が、なんとかしてくれる問題じゃないんだな。

自分にやれることを、

積み上げていくことしか、

できることがない、という気がしました。

 

ほんの一握りのリーダーに、

文句を言ったり、

期待をしたりしたって、

世の中がどうこうなるわけじゃないんですよね。

それは、たとえば自分の夫に文句を言ったからって、

給料が突然増えるわけでもないし、

妻に文句を言ったからって、

食事づくりの腕前が格段によくなるわけでもない、というのと同じで、

クレームをつけてるだけじゃ、

ぜんぜん、前に進んでないのを同じなんだな、と。

 

誰かがどうにかしてくれるのを、

クレームばっかりつけて机ばんばん叩いていたって、

どうにもならないということです。

もちろん、自己主張は大事。

自分の意見を言うことは、やめません。

さらにその上で、やれることをやる。

 

子どもに、今よりも生きやすい世の中を手渡したいから、

私はどうしていこうかなーと考えました。

まずできることは、買い物からだな、と思いました。

・食品を買う時は、消費期限の短いものから買う(お店の、廃棄削減につながると思うから)

・日本製のものを選ぶ(日本の国の中での、仕事を増やしたいから)

・直せるものは、修理代のほうが高くてもなるべく買い買えないで直す(直せる人=職人の仕事が絶えないようにと願って)

・信用できない企業の商品は、買わない(買わないことで、意志表示)

 

あと、できることは何かな、と思った時に、

地域の奉仕作業を、笑顔でやることだな、と思いました。

高齢化している地域ですから、

やっぱり、お年寄りまかせにしないで、

若い世代の自分たちが、人生の先輩たちの声を聞きながら、

率先してやっていかなきゃいけないな、と思いました。

 

まず自分から。

誰か、なんとかしてくれ! と叫んでばかりじゃなくて、

自分が、やっていこうと思います。