イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

はじめての大会

ぎらぎらと暑かった海の日は、長男の初テニス大会でした!

 

3試合のうち、第一試合は時間が早くて応援に間に合わなかった私。

すると、試合会場まで送って行ったじーちゃんは観戦していたらしく

「一回戦、勝ったよ」

とのメールが。

 

えー!!

見に行かなくちゃ~~!!

 

急いで下のきょうだいたちを車に詰め込んで会場に向かうと、

第二試合に間に合いました。

 

ペアを組んだのは同じ学校の4年生。

学年が2つも違うから体格が全然違うかな?

と心配していたものの、

長男と4年生Tくんの体格の差はそんなになく、ちょっと安心した私。

ちなみに、ジュニアテニスの大会は

男女別で、低学年と高学年のグループに分かれていますが、

低学年は1~4年生、

高学年は5,6年生の枠になっています。

なので、長男たちのペアは低学年の部で出場。

 

低学年の部は、サーブが入るかどうかが勝負のカギ、という感じ。

ペアになったTくんのお母さんと初めてお会いし、

お母さんがとっても気さくないい人でまた安心しました。

いよいよ第二試合が始まって、

サーブがまわってくるたびにTくんのお母さんとふたりで

「は、入りますかね・・・・」

「うん、入るでしょう・・・・」

固唾をのんでしまいました(笑)

 

第二試合は、対戦相手も力が互角だったらしく、

フルセットマッチになり、

しかも何度もデュースになってコートチェンジ。

集中力大丈夫か! 暑いから水飲んで!

心の中だけでアツく応援しました。

 

そして最後は相手のミスでラッキーの勝利!

 

そばにいた長男のクラブのコーチがにこにこしながら

「勝ったねえ~」とTくんのお母さんと私に声をかけてくれました。

ほんとに、コーチはいつもニコニコしていてやさしくて、

子どもたちをかわいがってくれます。

ニコニコしながら

「次、勝ったら決勝なんだよねえ~(笑)」

と言ったので私は慌てました。

え!!初出場で決勝はないでしょう!!

それは、人生初めてのパチンコ屋に入って突然に玉が出るようなもんじゃないですか!!

と心の中で叫びました・・・

 

はたして第三試合は嘘みたいに強いペアと当たり、

同じ2年生とは思えないほど背はちんまりしているのに信じられないくらい速いサーブを打ってくる子が相手で、

「素振りからすでに、負けていますよね・・・・」

とTくんのお母さんと舌を巻きながら観戦。

その、めちゃくちゃ速くて強い回転サーブを、

しっかりカットするTくん!

そしてまぐれあたりで打ち返している長男の姿!

驚きました。がんばってるなあああ!!

母ちゃんたちは胸が熱くなりました。

でも、相手の球が強いので、跳ね返しすぎてアウトになってしまうんですね。

あっさりと3セットとられて負けました。

そりゃそーだ。

初出場で決勝なんて、ないでしょう(笑)

 

それにしても、近隣大会とはいえ片道40分くらいかかるような場所からもはるばる来ているチームがあり、

高学年になるとラリーも続くし、

サーブなんか回転かけてくるし、

ほんとにすごい!

おそろいのウエアに顔からすでに強そうなコーチがついていて、

勝敗にももちろんこだわりますよ、という雰囲気。

心の中でワタシは「ここのクラブじゃなくてよかった・・・・」

とつぶやきました(笑)

 

クラブ全体では残念ながら決勝に進めた子は皆無でした。

でも、コーチのコメントがよかった!

「歴史で負けちゃったなあ~」

ニコニコしながらそう言ったコーチ。

ああ、やっぱりここのクラブで良かった~。

 

長男は、大会に出てみて実力のほどもわかったようで、

さらには2つも勝ててとてもうれしかったらしく、

「もっとがんばろ~ テニスもっと好きになっちゃったあ」

と喜んでいました。

31日はね、また大会なんです(笑)

出ることになっちゃいました~。

長男のテニス人生、まだまだ始まったばかり。