イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

快挙

昨日。

「おれ、運動会のリレーのホケツになったワ」

帰宅した長男が言いました。

 

「えー!!すごい!!」

信じられない。

体育の通知表はいっつも奮わず、

「おれ、走るの遅いから・・・」

と何かにつけて自信なさそうに言っていた長男が・・・!!

瓢箪から駒?

棚からぼたもち?

いやいや・・・・違う気がする。

こういうとき、なんていう諺がいちばんしっくりくるんだっけ???

この、うれしさのまじった驚き。

 

あの長男がリレーの補欠だなんてな~。

 

長男の学校は1クラスずつしかないので、

学級対抗ができません。

そのため、1クラスを二分割して紅組と白組に分けます。

リレーはその中で、各組2名ずつの選抜とのこと。

つまり、クラスで足の速い子が4名ピックアップされたあと、

長男にもお鉢がまわってきたというわけです。

 

そうは言っても、

よくがんばったなあ~~~

選手選ぶのに、走ってくらべっこしたんでしょ?

テニス頑張っているのが良かったのかな?

と言ってみたら、

 

「うん、足の速いIくんに、どうやったら速くはしれるか、

 聞いてみたんだよ。

 前に体を倒せ、頭出して走るんだって言われたんだ。

 そんで、手をいっぱい振れって。」

なるほど~~~!

その通りにしたら、速かったってわけか。

 

父ちゃんにそのことを話したら、

「なまじ選手になんてなったら、応援するほうも見てらんないよな(笑)

 責任重大だぞ、リレー選手なんて!」

と言うのでなんだか笑ってしまいました。

よくよく聞いたら、

「おれ、小学校時代に一回だけリレーに出たことあんだよ。

 そしたらさ、おれ以外の全員がむちゃくちゃ速くて、抜かされて抜かされて。

 情けなくって、今でも覚えてる」

ハハハ!!

 

補欠でもいいさ、長男の自信につながったんなら

母ちゃんむちゃくちゃうれしいよ!!