子どもといっしょに、となりのトトロを見ました。
大人になってからトトロを見たのは初めてかもしれません。
子どもをもってから初めてトトロを見直してみて気付いたこと、
「トトロの物語は、やさしさでできている・・・・」ということ。
登場人物の全員が、やさしくて、思いやりが深い。
それから、時代背景がすごい。
井戸水、五右衛門風呂、ボンネットバス、木造校舎・・・。
子ども時代に見たときは、古いな~くらいしか思わなかったけれど、
時代が移り変わって平成もだいぶ経ってみると、
あの昭和の時代はほんと、なに時代?と思われるほど古い時代になっている!!
これ、きっと私の両親が生まれた頃とかそういう時代ですね。
ガスがないってことに、うちの長男は驚いていました。
まだ小学生だっていうのに、サツキが妹をおぶったり、
弁当を作ったり。
そして何よりとなりのおばあちゃん!
となりのトトロくらい重要なのはとなりのおばあちゃん!!(笑)
このおばあちゃんのやさしさに、何度も涙が出そうになった私。
子どもを思う親の気持ち、というのはよく語られますが、
親を思う子どもの気持ちの深さ、
これに、どうして大人は気が付けないんだろう、
なんだか、胸がいっぱいになるシーンが多くて、
子どもといっしょになって見ながら、なんてことないシーンで何度も泣かされそうになりました。
とくに、井戸水で米をおばあちゃんととぎながらサツキが泣いちゃうシーン。
つらいなあ、そうだよなあ、といっしょに胸がつぶれそうに。
そして、そのサツキに「ばあちゃんが毎日きてやっから~」となぐさめるおばあちゃん。
おばあちゃんのやさしさにまた涙の私。
とまあ、私の感想は置いといて、
長男!
初めてのトトロ。
さすが乗り物バカ。
ネコバスを見て、「うわ~~~!!!なにこれ!!乗りた~い!!」と(笑)
すっかりトトロファンになり、
私の実家にあったトトロのでっかいぬいぐるみを自宅に持ってきて抱きついています(^^)
実家にあったトトロのぬいぐるみ、その昔私が10歳くらいのころ、クリスマスプレゼントに父が買ってくれたもの♪
まさか、自分の子がこれに抱きついているなんてなあ~~
トトロを見て、すごく癒されました。
ジブリの力はすごいです!