イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

県大会でした!

長男、昨日は県大会。

神栖市という、茨城県のもっとも南端が会場。

海浜公園というだけあって、海風吹きまくり!!

風力発電の風車が立ち並んでおり、

日常的に強風なのかテニスコートの風速5m!!

なんつー条件下での大会なのさ、

こんなとこにテニスコート建てたの誰なのさ!!

と集った選手たちみんなが文句たらたら(笑)

 

入るはずのサーブが流されてアウトになるというのは当たり前、

ゆるい打球はすべて風に流されるという状況で、

1回戦は風が味方につき、ストレート勝ち!

上々の出だしじゃないか!!

と喜びの拍手で迎えるベンチ。

 

そして2回戦、さらに風は強まり

今度は風に翻弄される。

風にかき消されてよく聞こえないけれど、

声嗄れるんじゃないかと思うくらい声出ししてる長男。

風よ止まれ!負けたくねえ!と心の叫びだったのかな。

2セット続けて取られるも、意地で1セット取り返し、

あと1セット・・・

というところで惜敗。

顔面すれすれの弾丸スマッシュを2本決められ、

やっぱり県大会の壁は厚かった・・・と痛感したのでした。

 

昨日は珍しく父ちゃんも観戦に行っていて、

元前衛プレーヤーだった父ちゃんは

「ネット際プレーの練習が足りてない」

とバッサリ。

そして、生まれ育った県北地域の学校名を目にし、

懐かしさとともに苦い思い出もよみがえったのか

「俺もあんときテニス、続けてればよかったよなー・・・

 こうやって一生懸命な子ら見てると、色々思うよな」

とも。

その時にはわからないことってたくさんあるよね。

来た道を振り返りながら、みんな大人になるんじゃない?

と二人で話したのでした。

 

市内大会・県西大会で優勝したあの王者ペアも、

なんと県大会では5位。(8位までが関東大会行き)

しかもストレート負けだったそうです。

そんなことあるかい!!あんなに上手いのに!!

とみんなで驚いたけど、上には上がいるんですね。

 

長男、きっとへこんで帰ってくるかなーと想像していたんですが

帰宅してすぐ台所まで来てドカっとクーラーボックスを置き

「おかあ!明日は午前中はコート予約して自主練で、

 午後からは別んとこに練習行くからよろしく」

ですって。

いやあ、全然へこんでねえ(笑)

すでに目線は来月から始まる新人戦の前哨戦へ。

ここで好成績だと市内新人戦は四ツ角シード取れるそうで、

「3年が全員いなくなったら俺たちの時代が来るんだから!」

とのこと。

「しかも新人戦の県大会はあんなクソ風のコートじゃなくて水戸だってさ!

 ぜったい行くだろ、水戸!!」

焼き豆腐メンタルは高野豆腐メンタルになりつつあります。

テニスよ、長男を強くしてくれてありがとう!!