ちゅーたんとチビ太のお気に入りの本、
それは『ざんねんないきもの事典』。
チビ太の入学祝いに、私の恩師G先生が3冊セットで贈ってくれました。
チビ太が自力で読むのにはまだちょっと文字が細かく、
ちゅーたんでちょうどいいくらいなので、
寝る前にちょっとずつ読んであげています。
「キリンは鼻くそをベロでほじる」とか
「ザリガニは顔からおしっこを出す」などなど・・・
子どもが大喜びしそうなネタも多いながらも、
大人でも「へえ〜〜」となるものがあり、雑学好きにはちょっとツボ。
ちゅーたんは好きなことには記憶力がすごいので、
いろんな事をすでにインストールして覚えてしまい、
時々思い出したように
「うなぎの体が黒いのは日焼けなんだよね」
などと生き物博士的な雑学を披露してくれて面白いです。
で、いつものように読んであげていたら
「おれさー、思っていたんだけどじつは人間がいちばん、
”ざんねんないきもの”なんじゃないの?」
とちゅーたん。
!!!
この、なんにも考えてなさそうな宿題やらないちゅーたんが
”もっともざんねんないきものは人間である”と発言!!!
運動会のダンスやらないちゅーたんが!!
予行演習一人だけ参加せず、3階からみんなのことを見学(監督?!)してたちゅーたんが!!
そうなんですよ、ついでに書いちゃうけどね、
運動会の予行に一人だけ参加せずにずっと、教室から教務主任の先生と見てたらしいんです・・・
教務主任はタイムキーパーだったそうで、入場にかかる時間とか、各競技の時間を計測・記録してたんだそうな。
で、そのとなりでちゅーたんは遊んでたの?!と聞いたら
「いや、おれは集中して見てたんだよちゃんと。遊んだりしてないよ。途中から椅子には座ったけど」
としゃらりと言ってのけた・・・
集中してたとかそういう問題なの?!参加しないとかアリなの?!!
・・・気を取り直して、話は元に戻ります。
そんなちゅーたんが、
「人間ってざんねんないきものだよね」ですって。
「地球にやさしくできないし、動物に迷惑かけてるし、戦争もするじゃん?
だから、ざんねんないきものだなーって思うんだよね」
ですって!
母ちゃんもほんとにそう思う!
そして小3でそういう考えに至れるきみの哲学に乾杯だよ!!
なんか、この子は目先のことだけで評価したらひどく赤点なんだけど、
器で見たら点数でなんか計れないほどの世界観をちゃんと持ってるなと思わされました。
ちなみにわが家で今現在もっともざんねんないきものはチビ太で、
食事中に汚れた手を座布団で拭くのが超ざんねんです。
カバー洗うのめんどくさいからそこで拭かないで!!