事件は発生。
小学生早帰りの午後。
帰宅した娘とちゅーたん、
ふとしたことから姉弟げんか。
まあ、よくあることです。
それで、よせばいいのに取っ組み合いに。
ケンカが始まるとこの二人が一番激しい。
それで、姉は逃げ切り、残されたちゅーたんがかんしゃく起こして
手元にあった水筒を、座布団に投げつけようと・・・・・
そしたら的が外れて、なぜか遠投!!
そして、水筒は窓を突き破って外へ飛んでった。。。。
・・・ストラックアウトですか?
ストライクゾーンぎりぎりいっぱい低めきれいに決まってスコーンと抜けてった。
窓割っちゃったパニックと、ケンカの怒りが収拾つかなくて
泣きわめくちゅーたん。
いえいえ、泣いてる場合じゃないよ。
見てごらん。
窓あんなだよ。
今は泣くのをやめなさい。袋を持って、作業用手袋をはめて、
今すぐ外へ行って破片を拾いなさい。
このときさすがの私も、ガラス片を片づけさせるかどうか迷ったのですが、
ほんと、毎回毎回、親が片づけててしゃれにならない。
ガラス片づけがどのくらい大変かを思い知ったほうがいい、
そう思って、
ちょうど子供用軍手が玄関にあるのを知っていたので、
それをはめさせて、片づけもやらせました。
( ↑↑↑ 犯人はあいつだ!)
ちょうど、割れた箇所は大五郎の小屋の前だったのですが、
幸いなことに大五郎はばーちゃんと散歩に出ていて不在。
居たらケガさせてたかもしれないと思うとぞっとしました。
大五郎が戻って来る前に片づけなきゃ!と、大急ぎ。
でも芝生の中にも、無数に小さなガラス片が針のように飛び散っていて
ほんと危険地帯。
思い切って、芝生の中を掃除機で吸うことに。
ええい、かまうものか。掃除機も古いし、紙パック交換すればいいだろう!
すっかり拾ったつもりでも出てくるのがガラス片。きりがない~~。
ほどなくして大五郎とばーちゃんが戻ってきて、
「わー!どうしたの~!」
と驚く。そりゃそうだ。
いやはや、それで緊急なのは窓の修理。
これから夜になるし、防犯上めっちゃ問題あり。
しかも寒い!
父ちゃんに急いで電話をかけ、
お知り合いのサッシ屋さんに修理お願いできないかと話すと、
父ちゃんがすぐに先方にかけてくれて、
30分後には引き取りにきてくれました。
持つべきものはお知り合い!!!
それで、裏の家の窓も夏頃に娘がバッティング練習で割っちゃっていたので
(そんなこともありましたな。すでに懐かしいですな)
一緒にお願いできないか頼むと「いいですよ~!」
とそちらも外して持って行ってくれました。
2時間後には無事に真新しいガラスがはまって修理完了。
お値段、1枚5,500円。(お知り合い価格にしてくれたそうです!感謝!!)
ちゅーたんには、今回はお手伝いバイトで完全に弁償してもらうことにしました。
子どもがお手伝いで5,500円貯めるのは至難の業ですが
父ちゃんも
「ちょっと反省させろ!」
とのことで意見は合致。
これからどうしたらいいと思うか、
とちゅーたんにたずねたら
「もうやらないようにする」
と言ったので、
「もうやらない、もそうなんだけど、間違えて割っちゃうこともあると思うから、
大事なのは、やらない、と”思う”ことだけじゃなく、
窓を割らないために自分がどうしたらいいと思うか考えてみて?」
と話してみました。
「どうして窓が割れたの?」
「投げたから」
「そうだよね。家の中でモノは投げていいの?」
「だめ」
「そうだよね。投げるのは外で、ボールだけね」
(こいつはたまに、石とか投げるので・・・)
「あと、すぐに怒らない」とちゅーたんが自分から言いました。
これはエライ。ほんとにその通り。
学校でも、相談学級の先生から
「怒りたくなったら自分のひざに1~6まで数字を書いてみましょう」
と言われているのだと後から教えてくれました。
そんなこんな、割れ窓協奏曲の午後でありました。
年間、平均で2枚は割れてる気がする。