先日の記事で、娘が自学に目覚めたと書きました。
そんで、そのノート。
県の形を書いて、横に説明を書くのが娘のブーム。
みょうに母ちゃんのツボだったのが、説明コメント。
「八丈島のまわりは、海です」
「青ヶ島のまわりは、海です」
「鳥島のまわりは、海です」
「佐渡島のまわりは、海です」
島だから!!とツッコミを入れたくなるのをぐっとこらえ(笑)
このぶんだと、沖縄も北海道も「まわりは、海です」でおしまいだね。
それにしても、静岡県とか難しいのによく描くなあと感心。
絵が得意ってのもあるんでしょうかね。
娘があまり熱心に地理をやっているので、
母ちゃん、前から気になっていた本をゲット。
『はっけん!NIPPON 地図と新聞で見る47都道府県』
鉄道の路線地図バージョンがあってそれを過去に長男に買ってやり
内容がとっても良くて、
都道府県新聞バージョンもあると知っていたのですが、
新品だとけっこうお高いので二の足を踏んで数年経過。
状態のいい古本が見つかってしかも半値だったので即、買いました!
写真の資料集ってのはよくあるパターンで、
学校でも教科書は写真資料がほとんどだと思うんですが、
この本では特産品や名所、名物など、写真じゃなくてイラストなんですよ。
このイラストのセンスが絶妙でそこが私のお気に入りポイント。
もちろん、写真のほうが圧倒的にリアルなわけなんですが、
子どもの印象ってそれだけじゃないと思うんですよね。
イラストは、必要なことがデフォルメされていて、
余分な情報がない場合もある。
センスのいい素敵なイラストで印象に残り続けたほうがいいんじゃないかと。
納豆嫌いの子には、ワラにうずまるリアルな水戸納豆なんて
見たくもない写真でしょうけど、
かわいいイラストだったら「へえ~納豆ってこんなのもあるんだ~」ってなるはず(笑)。
また、「見た気にさせられない」という点もあると思います。
おまつりの写真がばーんと載っていても、へえ~で終わっちゃうけど、
素敵なイラストだったら「現地で見てみたいな~」と思わされますよね。
その他、各県についてのポイントが新聞形式でまとめられていて、
非常にとっつきやすい。
また面白いのが、新聞タイトルが方言なこと。
「めんこい新聞」
「いかんべ新聞」
「こじゃんと新聞」
などなど。
各県の歴史上の有名人を紹介したあと、ラストに妖怪も紹介されていて、
娘は「こわ~!」といいながらも気になるようでチェックしてます。
いやしかし、娘が社会科に目覚めるとは思いもしませんでした。
地図帳ばっかり延々とながめてられる私の血を引いたのは長男だけかと思ったら、
ここにもいたわ。
ちなみに長男は現在、社会科では世界地理の勉強だそうです。
首都とかテストに出たな~。懐かしい。