『リエゾン こどものこころ診療所』。
医療漫画です。
でも、手術とかそういう類の漫画ではなくて、
これは児童精神科医の話。
話の軸足は、発達障害です。
これね、数か月前に隣県のツタヤで見かけて。
ビニールがかかっていて中身は読めなかったのですが、
気になりつつ、そのまま時がたって忘れていました。
先週まで私が受けていた放送大学の講義で先生が、
「映画『レインマン』と、漫画『光とともに・・・』は、
自閉症を理解する上で大変すばらしい作品だと思います。
私も、学生たちと一緒に見るんですけれど、
難しい専門書よりもずっとわかりやすいです。」
とおっしゃっていて、
そーいや『光とともに・・・』のドラマはリアルタイムで見てた!と思い出しました。
『光とともに・・・』を古本屋でゲットしたいな~と思っていて、
それで、数か月越しに
「アレ?ほかにもなんか気になってた漫画あったわ」
と思い出しました。
それが冒頭の『リエゾン』です。
ちょうどTポイントも貯まっていたし、新品でゲット。
2巻まで出ていたので、2巻も買いました。
いやあ、濃い漫画です。私は好きです。
児童精神科医なので、虐待の案件とかも描かれていて、
とはいえ見るに堪えない虐待シーンはないんですが、
登場人物たちの気持ちを想像しながら感情移入して、つらいなと思ったり。
逆に、ADHDや自閉症スペクトラム障害の実際がわかりやすく、
肯定的に描かれたりしていて、とてもいいなと思いました。
私は画が好みでないとなんとも読む気がおきない人なのですが、
画がきれいでグッド。
漫画なので、誇張されてる部分はあるんですが、
難しい専門書よりも発達障害のことがわかるし、
なにより肯定的に描かれているのがいいなと思いました。
おすすめの一冊です♪