年末です。
京都の清水寺んとこでお坊さんに揮毫される「今年の漢字」ってやつは
毎年もう、ネタ切れなんだろうなと思わされます。
変わりばえしないというか、ピンとこないというか(笑)。
ピンとこないと言えば大晦日のレコード大賞もさっぱりなんのことやら。
それと比べるとこちらはピンときます。
2018年、受賞作品のひとつ↓
上手いなあ~。
こんなのが、いつも通る道の、いつもあるお寺の前に週替わりで掲げられていたら、
ちょっと楽しみで見ちゃいますよね。
さらに↓2019年の受賞作品のひとつ
ぐっときます。
すごく好きです。
”本当に正しいと思うなら、叫ばなくてもいい”
ほんとにその通り。
自分の中のまっすぐさに素直に向き合った時、叫ばなくてもいいという気持ちになる。
今年は、放送大学で仏教をこってり学んだりした経緯もあり、
4月6日の記事「仏教、勉強中」
また、それに付随して各種色々本も読んだりしたもんで、
仏教と仲良くなることができました。
私はまったく信心深くないし、今でも信仰心はゼロ。
勉強すればするほど、ブッダだってべつに誰かに信じてほしいなんて思ってなかった、
ということがよくわかります。
お寺の掲示板は、人の心をそっと押してくれるような、
そっとのぞいてくるような
人の、ブレる心を真ん中に戻すような、
そんな心地がします。
それを笑いに包んでいるものはほんと秀逸です。
内容もそうですが、文字そのものにも
それを書いたお坊さんの人柄がにじみでていて、いいですね。