イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

一年の成長

お祭りのあとの海の日、

長男のテニス大会でした。

つまり私たち家族は、3日間ずっと、外にいたってことです(笑)

なんてタフなんだー!!

 

長男にとっては、

じつに初めてテニス大会に出てからちょうど一年の節目の大会でした。

去年の大会の様子↓

はじめての大会 - イバラキ農村風呂

 

 

牛久の大会に一緒に出た、4年生のSくんと再びペアに。

ピンチでもぜったいに慌てないSくんに支えられ、

3試合のうち最初の2試合はストレート勝ち!

 

いやあ、見ていて、成長にウルっときました。

あちらからくるサーブをちゃんとリターンし、

まぐれでもバックで打ち返している・・・・!

あれほどまでに入らなかったサーブが、ちゃんと入っている!!

子どもにとっての一年って、

すごい時間だな、と思いました。

大人だったら、一年あっても、あれほど上達できるでしょうか。

 

今回は1試合目と2試合目の相手はまさに去年の長男では?!

というあんばいでしたので、

逆に相手側に「がんばれー!!」

と言ってあげたいような具合でした。

 

いやでも今回は、勝ったかどうかじゃなく、

一年間、長男がどのくらい頑張ったのかがまるでショートムービーを早回ししたようにハッキリとわかり、

運動神経が生まれつき抜群で、

などというのには遠い彼が、

じつに地味に、

確実にスキルをあげていたことに、感動しました。

 

3試合目に勝てれば予選通過で決勝トーナメントだったのですが、

残念ながらなかなかの強者と当たり、

回転のかかったサーブでどんどん弱みをついてくるため、まともに球を取れず。

ストレート負けで予選通過できませんでした。

いい経験です!

負けたあとは審判をやるのですが(テニスの世界では”まけしん=負け審”という常識らしいです)

まあ、3試合目も負けちゃってもう長男は試合ないし、

うるさい下のきょうだいたちを撤収させようと移動をはじめたそのとき、

「試合はじめます! 3ゲームスマッチ!プレイボール!!」

大きな声、それも聞き覚えのある声。

見るとそれは、次の試合のために主審のイスに座らされた長男の声でした。

こんなに大きな声が出せるなんて・・・・!

母ちゃんは、実に、試合よりこちらのほうが感動しました。

人前で大きな声で話すのが苦手で、

一年生の時の授業参観は、前に立つのが嫌だから行きたくないと泣いた長男。

引っ込み思案で、お店の人にも物のありかを聞くことができないシャイボーイ。

去年はルールだって呑み込めていなくて、

心配そうな顔で副審をしていた彼が、

堂々と大きな声で審判をやっているじゃありませんか!

「ああ、テニスをやるようになってほんとによかった」

しみじみと感じました。

 

なんでも上手にできる必要なんてないんですよね。

なにかひとつ、

得意だって思えるものがあれば、

きっとそれが自分をたすけてくれる、

そんな気がしたテニス大会でした。

さあ、月末は近隣大会!

姪も参加するので、応援が楽しみです。