金曜日の夕方、長男の担任の先生から電話がかかってきました。
長男は帰宅していたので、アレ?と思い、
ちらっと長男に目をやると、
何やら気まずそう。
こりゃ何かやらかしたのかな、と思い、
電話で話してみると、
どうやら何かひと悶着あった模様。
先生の内容を要約すると、こういうことのようでした。
給食の時間に、隣の席の子(男の子)が、
自分でなめた手でわざと長男のおかずに触ったため、
長男は「やめてよ」と怒った。
何度もやってくるので、何度もやめてよと言ったけど、
へらへらして尚もやってくるので、
頭にきた長男はその子の手をパシっと叩いた。
すると、その行為に頭にきたその子が、
すごい力で長男のおでこをどついて長男はイスから落ちて負傷。
そのあと、長男が何回か蹴られた・・・・
という内容でした。
その話を聞いた一番最初の私の感想
「お、幼い・・・・さすが低学年のけんか」(笑)
先生も、日常的にこんなケンカばかりでうんざりだろうなあ・・・・
と思いました。
率直に、先生にご迷惑をかけたことにはかわりないので謝りました。
先生は、ケガを気にして電話をくださったようですが、
長男はまったく大丈夫。
ちなみに、相手の子はよくうちにも遊びに来る子で、
お母さんの顔も知っているので、
どんな子なのかもわかるし、
きっとふざけていたんだろうなあ~と察しがつきました。
「**くん(相手の子)には、よく指導しましたので・・・」
と先生が言うので、
「先生、やったやられたをしないで大人になる子はいないですよ。
とっくみあいの一つや二つやらないで大人になるほうがずっと怖いですよ。
子ども時代にパンチキック受けたことも浴びせたこともないまま大きくなって、相手を病院送りにしちゃう子たち。あれのほうが怖いです。
私、子ども時代のやったやられたは、意味があると思うから、どんどんやらせてください。
子どものケンカに一回一回大人が介入してたら、大人も子どももたまんないですよ」
と笑って言ったら
先生はびっくりしてましたが、
私が気にしてないのを察して、安心してくれました。
こういうのって、やられたほうよりやったほうの親のほうが気にするもんです、
とも付け加えました。
私との電話が済んだあとに、
相手の子の家にも電話をかけるというので、
まったく気にしていなかった、と一言添えてください、とお願いしました。
電話を切ったあと、長男が、私がいきさつを聞いて怒っているのでは?
と顔色をうかがいにきたので、
「ケンカはまあ置いといて、嫌だと思うことをされて、ちゃんとあなたが相手にイヤだ!!とはっきり言えたのはいいことだよ」
と軽く話しました。
「あなたが、理由もないのに人をけったり、どついたりするわけはない、と母ちゃんは信じてます」
とも付け加えました。
ケンカするな、とだけ言えないですよね。
だって、大人だってケンカしますから(笑)