長男は現在中2ですが、当然ながら時期的にもっぱら3年生の受験の話題が学校でも多いらしく、
県立のどこそこは5科目合計で何百点くらいとか、
テニスで強かった**中の**君は私立の**にスカウトで入学内定したらしいよ、
などなど、家でもそんな話題に事欠きません。
父ちゃんがそんな中で、
「もう一度やり直せるなら、俺は学生時代にもっとテニスを本気でやればよかった、
と自分自身に思う」
と夕飯を食べながらポツリ。
ほほお。そんなこと思ってたんだ。
「自分の子どもたちがテニスだの野球だのって一生懸命やってるの見てると、
なんで俺はあん時ちゃんとやりきらなかったんだろうって思うんだよ」
ですって。
私が
「もしもスポーツを本気でやれる環境があったら、グレずに済んだかもしれないね」
と言ったら、
台所で牛乳を飲んでいた長男が
「いや、それは違う。おとうはグレる必要があったからグレたんだよ。
グレなかったら今のおとうはない。」
ときっぱり。
私と父ちゃんは
「へ・・・・?」
となりました。
そして父ちゃんが
「・・・考えたことなかったけど、たしかに言われてみればそうだな〜
グレたからこそ気づいたことがいっぱいだからなー」
と納得。
さらに長男が
「すべてのことは、必要だから起こる、そういうことだよ」
と。
へえ〜〜、いつの間にそういうこと言えるようになったの?
と母ちゃんは思ったけど、父ちゃんが
「じゃあ、こないだのKの落ち込みも必要だったってことになるよな?」
と言ったら
「そうだよ。起きてほしくないことだって、必要だから起こるんだろ」
とな。
どこで得たものかは知らないが、
なんかちょっとずつ悟ってるねえ。
と思ったけど、
「来年のために、今から英語がんばっか・・・」
とか言いながら結局何もせずに寝るという(笑)
まあ、悟りと努力は別問題か。