イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

思い出す灰谷健次郎の言葉

子どもがたくさん家にいて、

眠る前に、灰谷健次郎さんの言葉を思い出していました。

灰谷健次郎さんは、今は亡き人で、作家です。

十年前くらいに、亡くなりました。

 

「たくさんの命にかこまれていると、人は安心する」

というような言葉を、晩年のエッセイの中で書いていました。

 

彼は離婚し独りになった晩年、

沖縄の島に移住し、自給自足の生活をしていました。

たくさんの植物、

ニワトリ、

そして、島の人々にふれ、

きっと、そう感じたのでしょうね。

 

私もこの数日間、

ものすごくパワフルなエネルギーの中にいて眠り、

すごくあったかい心地がしました。

人間って一人ぼっちはだめなんですね。

というか、私がさびしがりなのかな。

いや、一人で何かに集中したい、というのはもちろん最低限あるのですが、

きっと、私は独りってのはつくづく向いてないんでしょう。

よくぞこんな私がひとり旅やひとり暮らしをしていたもんだと今さら思います。

 

子どもはうるさいし大変だし、

「うおおおおおお~~~~ぐおおおおおおお~~~!!!」

と母ちゃんのほうが吠えたくなることもよくあるけど、

やっぱり、いっぱいいるといいもんだ、

としみじみ思ったのでした。

もう一人産もう、とはもう思いませんけど(笑)