長男。
ブロックのレゴを、長~くつなげていました。
「27個ある」
数えて言いました。
「これ半分にしたいんだけど、何個目で折ればいいんだ?」
と私に質問してきました。
何個目だと思う?
「うーん・・・・12+12だと、24にしかならないし、
13+13だと26。1個足りない。
・・・・13+14! か!
えー!半分になんねえ!!」
そのレゴの、自分はここでだいたい半分だって思うとこで折ってみ。
そんで、右と左から数えてみな。
「おれは、ココだと思うな!」
と指さしたポイント。
うん、お母さんもそこだと思う。
さて、検証。
ボキっと折ってみます。
「1,2,3,4、・・・・・・あ、13個。
こっちは・・・
1,2,3,4,5,6、4・・・・・・ こっち14個だ。
やっぱし、おれの思った半分でだいたい合ってたってことだね」
「これを、割り算って言うんだよ。
2年生はまだ掛け算しか習ってないけどね。
割り算は、掛け算知らないとできないんだよ。
27を2つに分けたい、というときに
27÷2、って言うんだよ。」
「へえ~~!!」
興味深そうに長男。
「どういうときに使えるの?」
「500円あって、2人で分けるなら500÷2。
500円を、さあ3人で分けましょうってなったら500÷3。」
「えー! 2人なら250円だけど、3人ならどうすんだ?!」
そうそう、割り算ってねー。
掛け算みたいにスッキリしないんだよねー。母ちゃんは算数苦手だったからそこで一気につまづいたよ(笑)
次の日。
「700円のもの買いたいって思ったら、ショーヒゼーっていくら?」
と長男からの質問。
「消費税ね。あなた掛け算できるんだから答えわかると思うよ。
今は消費税は8%。7×8は?」
「56!」
「だから、756円。800円のものは、8×8=64だから864円。」
「ふーん」
「では、100円のものを買ったら、いくらだと思う?」
「108円!」
「お、正解。では、200円のものを買ったら?」
「・・・・2×8だから、216円!」
「きみは天才ダ!! では300円では?」
「3×8・・・24!」
「つまりいくら?」
「・・・・324円!!」
なかなか筋がよろしい。
「さ、問題です。1000円のときは、消費税はいくらでしょうか!?」
考え込む長男。
「・・・・1×8=8・・・1008円!」
「それだと108円と同じになっちゃうよ。」
「そっか! じゃあ、10×8・・・80円だ! 1080円!」
御名答!!
「では問題です。10,000円のときはどうなるでしょーか!」
「100×8・・・・800円?!! あり得ねえ~~~!!税のくせに高いっ!!」
なぜかうちの算数は、お金で考えると簡単にいくのであります。
学校でも、お金でやったらいいのに(笑)
というか、消費税が8%なんだから、こういう問題を多く出したほうがぜったいに生活に役立つと思うんだけどな。
算数、知っててもべつに役に立たない~と子どもが思っちゃう前に、
こんなに役に立ってるじゃないか、算数って助かるなあ~って、
そういうの、大切だよなあと思った長男との問答でした。