3週間かかって約350枚の芳名札を書き上げました。
そして最後に大トリ、
150cmの看板!!!
手が震えました。
もう、あれですよ、
紅白歌合戦で言えば、和田アキコですよ!(笑)
さすがに、紙じゃないこともあり、
板に下書きなしでいけるほど勇気も腕もないので、
綿密に、縦線と横線で1文字マスをつくって区割りしました。
これに取りかかるまでに、
気持ちの持っていきかたに時間がかかり、
何度練習しても「まだ」「まだ」と思ってしまい、
けっこうなプレッシャーでした。
書き終わってみると、もうちょっとと思う点ももちろんあったけれど、
書き終わったのを私の母に見せながらそう言ったら、母が
「こういうのって、何回書いてもぜったい満足ってならないんじゃないの?」
と。
まさに!(笑)
何回書いても、その時その時で直したい点は1つくらいあるもので、
どこかで自分で納得しないと終われないんですね。
ちなみに、思い出したのは、
警察庁の「**捜査本部」
や、
国会?とかの部屋の入り口にかかっている
「少子化対策本部」
などの看板の文字。
あれって、うまいんだよなあ~。
何かの折に目にするたびに、
あ~うまいなあ、ああいう風に板に書けたらすごいよなあと思ってしまう私。
きっと、書家に頼んでいるんだろうなあ。(ちなみに何万円くらい払うんだろう???)
いざ、来月半ばは竣工式。
竣工式までに、境内に札のすべてが掛けられます。
ちなみに、大工さんに用事があって本殿の中に入る機会があり、
本殿の中を見渡すと、
過去になにかと寄付を募った際に同じような寄付者芳名というかたちで
筆文字で名前が書かれたものがたくさんありました。
昔、きっと地域の誰かに筆耕を頼んだものなんでしょう。
本当に古い板でしたが、
とっても上手い字でした。
墨ってすごいなー、長い年月でも消えたりしないんだもんな、と思ったのでした。