イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

ガス風船

おまつりでもらったガス風船。

大喜びでもらって帰ってきたのもつかの間、

庭で遊んでいるうちに、

自転車で転んで飛んでいってしまったと、家に上がってきた大泣きの娘。

顔は砂だらけで、自転車のハンドルは胸に当たったらしく、

痛いのと悲しいので、大泣き。

ありゃりゃ。

 

ひざの上に乗せてなぐさめていたら、

5分後くらいに今度はちゅーたんの泣く声。

こりゃまた風船だな、と思ったら案の定。

「いっちゃったのーーーー」

と、顔をくしゃくしゃにして大泣き。

どうやら、自分でうっかり手を離してしまったようです。

 

そうなんだよねえ。

母ちゃんにも経験があるからよくわかる!

手から離れた風船は、

あっと思ったらもうすでに、

すいこまれるように空へ行ってしまって、

どんどん、どんどんちいさくなって、

最後は豆粒みたいになっちゃうんです。

あー悲しい。

思い出していたら私も悲しくなって、

でも、それ以上に、

こんなに風船で泣ける子どもたち2人がかわいくって、いじらしくって、

膝の片方ずつに乗せていっぺんに抱っこしながら

なんか胸がいっぱいになって、

母ちゃんもいっしょに泣いちゃいました。

 

さて、尚も泣いている子どもたちを抱っこしながら、

ここは代わりのものでどうにかするしかないだろう、

と思い、

ヘリウムガスって、どこらへんで売っているのかなあと思い、

ネットで調べてみることに。

すると、家庭にあるもので浮く風船がつくれます、なあんて記事を発見。

えー?!

 

1、ペットボトルに酢を入れて、

2、風船にジョウゴで重曹を詰めて、

3、風船をペットボトルの口にはめこんで

4、重曹を落としこんでガスを発生させ風船をふくらませる・・・・・・

 

家にあるものでできるじゃん?

どうれやってみよう!

とさっそく準備。

何やら始まったぞ、との気配に子どもたちも興味津々!

 

さて、いよいよ実験開始です。

風船内の重曹をいざ酢の中に落としこんでみると・・・・

ブワワワワワ!!

ガスの勢いで風船膨らんだ~!

「すごーい!」

「なにこれー!!」

子どもたちは大興奮。

 

でもね、ふと考えてみました。

重曹と酢で発生させてこのガス、空気より軽い???

 

出来上がってみてわかりました。

普通の、人間の息で膨らませた風船より、

断然重いよ!!(笑)

 

あーだまされた。

中学校の理科だなこりゃ。

でも、プチマジックのおかげで子どもたちは泣きやんだし、

まーいっか!