イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

信頼センサー

いいお医者さんに診てもらうというのは、

なかなか叶いそうで叶わないこと多々。

腕もよく、気持ちも優しいお医者さんが希望ですが(当たり前か)、

そうもいかないことしばしば。

 

大好きだったO先生が遠方に異動してしまい、

なんでも相談できて気軽に診てもらえるお医者さんがそばにいなくなってしまいました。

ああ残念。

 

娘がよくなったと思ったら今度はチビ太がまったく同じ症状が出ました。

高熱と、イヤな音の咳。

ああ、うつっちゃったよ・・・・

 

娘は体力もあるので悪化しなかったのですが、

チビ太はいかんせんまだ1歳になったばかりとあって、

夜中にほんとうに苦しそうにしていました。

さすがに心配になり、今日はお医者さんへ行くことにしました。

予防接種でお世話になっているおなじみの医院は今日は木曜日で休診。

そうなんですよねー、

子どもって、休診日のときに限って体調悪くなるんですよ(笑)

 

さてはて、困った。

とおもったときにふとひらめきました。

こないだ、買い物の帰りに見たあの看板。

「内科・小児科・漢方内科・心療内科

その時、アレこんなとこにこんな病院あったんだ?

と思ったことを思い出したのです。

でかした、私!

 

かくして、興味半分でその病院へ行ってみることにしました。

こわい先生だったらいやだけど、

だいたい、漢方の先生というのは落ち着いていてのんびりした先生が多いもので、

そうだったらいいな~

まあ、こわい先生だったら次に行かなければいいだけのことだし、

とあまり期待せずに行ってみると・・・・

待合室は子どもからお年寄りまでいっぱいです。

もしかしてこの病院、あたりかも?と思った私の予感は的中、

まず、受付の人、やさし~~

看護師さん、フレンドリー!

そしてそして肝心要の先生。

紺色の服?しましまだよ?白衣着ていないんだなあ。

そして、

「こんにちは。どうしましたか?」

言葉を交わした話した瞬間に、私の中の信頼センサーが

バ・バ・バ・バ!!

と賛成の白旗を4本あげました。

ちなみに私の信頼センサーは5本の白旗

それから、危険センサーの赤旗が5本備えられています(笑)

 

チビ太は夏風邪とのことで、

呼吸が苦しそうだから気管支拡張のケムリを吸入していこうか、

と言われて、

優しい看護師さんにアニメのDVDをつけてもらいながらケムリ吸入。

 

かねてから私自身がO先生に処方してもらっていた薬がもらえないことに困っていたので相談してみると、

私も診察してもらえることに。

保険証持っててよかった~!

 

漢方の先生との診察の問答って、面白いんですよ。

私のツボです。

「お母さん、寝ているあいだ、夢は見ますか?」

「はい、見ます」

「ハッキリした夢ですか?」

「はい、だいたい4本立てくらいで、カラーで見ます」

「毎日ですか?」

「ほぼ毎日です。」

「(電子カルテに書きこみながら)・・・・・夢、見る。毎日4本、カラー・・・・っと」

なんの情報になるんだろうな~~~

気になるなあ~~(笑)

 

診察室には本棚があり、

本棚には「催眠療法」とか

ジョコビッチの食事」(テニスプレーヤーのジョコビッチ??)とか

「自然療法」と手書きで書かれたファイルなどなど

なんだかおもしろいタイトルの本ばかりです。

先生の質問に答えながら、

本のタイトルばかりながめていました。

 

無事診察も終わり、

お薬をもらいに、隣の処方箋薬局に行ったら

チビ太がとなりに座ったおばあちゃんに遊んでもらって仲良くなりました。

初めてここのお医者さんにかかったんです、

と話したら、

「あの先生は、ほんとにやさしいのよ~」とおばあちゃん。

やっぱりそうなのかあ~!

私の信頼センサー、ハズレてなかった。

漢方の先生、私の人生で通算5人目(引っ越してばかりいたので)。

また、いい先生に巡り合えた予感です。